効率よくインプットしたいけど難しい…
どうすれば上手にできるんだろう?
中々覚えることってできないですよね!
質の高いインプットのコツを解説します!
この記事では効率的なインプットを行うための方法についてご紹介します。
「本やネットを読んで勉強してるけどいまいち効率が良くない」「読んだ本の内容をすぐに忘れてしまう」といった悩みは多くの方が抱いていると思われます。私も昔はインプットするのが苦手で覚えたことをすぐに忘れてしまったりそもそもどうやって情報収集すればいいのかも知りませんでした。
この記事ではインプットに悩む方に向けて効率よくインプットを行う方法やオススメツールについて紹介します。初心者の方に向けて書いた記事なのでインプットに自信がない方はぜひ参考にしてみて下さいね!それではまず最初にインプットを行う上で知っておきたいことから解説します。
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
効率的なインプットの方法
小さなインプットを繰り返す
インプットで重要なことはコツコツ覚えることです。例えば1時間の暗記を1回行うより1分の暗記を60回行った方が記憶に残りやすいです。これは記憶にまつわるある特性が関係しています。
みなさんはエビングハウスの忘却曲線という言葉をご存じでしょうか。簡単に説明すると1時間後には覚えたことの56%を忘れてしまい、1日立てば67%も忘れてしまう法則のことを指します。この記憶の法則から、一度にたくさん学ぶよりも何回かに分けて学習した方が効率がよいことが分かります。詳細は以下のページを参考にして下さい。
紙に書いて覚える
紙に書いて覚える暗記法はシンプルかつ絶大な効果を発揮します。実際に書くことによって視覚と触覚が刺激され記憶に定着しやすくなります。もし暗記したい単語やキーワードがある場合はメモ用紙に書き出して覚えるようにしましょう。その際に一緒に理解したことをメモするとより効果的なのでぜひ実践してみて下さい!
声に出して覚える
紙に書いて覚える方法とセットで試してほしいのですが、声に出して覚えるとより記憶に定着しやすくなります。先ほど説明した視覚と触覚に加えて聴覚も刺激されるため効果がより一層強くなります。もし自宅で勉強されるのなら覚えたことや暗記したいことをつぶやきながら勉強しましょう!
寝る前の時間を活用する
寝る前の時間帯は暗記するためのゴールデンタイムです。なぜなら脳は睡眠時にその日記憶したことを整理する特徴があるためです。
眠っているときは何もしていないように思えますが脳は覚えた情報の取捨選択をしています。そのため、眠る直前に覚えたことは次の日も覚えている可能性が高まります。寝る前にスマホを操作している人は、ぜひ覚えたいことをリストアップしてチェックするようにしましょう。
理解した内容をまとめる
人間は意味のない情報を覚えることを苦手としています。例えば適当な数字を10桁暗記するのはなかなか難しいと思います。暗記をするときのポイントはずばり理解しながら暗記することです。
暗記するときは理解したことと一緒に関連付けると脳が重要な情報であると判断するため記憶に定着しやすくなります。この特徴を活用した暗記法がゴロ合わせです。意味のある言葉や概念ならすんなりと暗記できるため、自分なりに気づいたことや身の回りのものと関連付けて暗記するようにしましょう!
人に説明する
人に説明することでインプットした知識を整理することができます。一見するインプットと無関係のように思えますが、次のような効果が期待できます。
・理解度を客観的に把握できる
・理解できていない部分を補足できる
・知識が体系化される
・記憶に定着しやすくなる
一人で勉強するのもよいですが、家族や友人に説明するのも効果的なのでぜひ試してみて下さい。
スキマ時間で勉強する
皆さんは普段スキマ時間をどのように過ごしていますか。スマホを見たりボーっと過ごしていると非常にもったいないです。なぜならスキマ時間は暗記するのに適した時間だからです。
なぜスキマ時間がよいのかと言うと、定期的に発生する短い時間であるためです。「小さなインプットを繰り返す」の章で説明した内容と重なりますが、短い時間でコツコツ繰り返し覚えることが記憶を定着させるために効果的です。ぜひ今からスキマ時間はインプットするための時間として活用しましょう。
時間を計測して勉強する
勉強をするときに実践してほしいテクニックですが、時間を計測する方法がオススメです。なぜ時間を計測することが重要なのかを説明します。
・時間に対する意識が芽生え集中できる
・どれぐらい勉強したか把握でき自信に繋がる
・時間に対する意識が修正される
なんとなく勉強をしてしまうと少しずつ集中力が低下して暗記の効率が落ちてしまいます。「今から20分勉強する!」という風に時間を計測しながら勉強をすることで高い集中力を保ちながら暗記をすることができるのでぜひ試してみて下さい!
反復してチェックする
インプットをするときの重要ポイントですが、とにかく繰り返し反復することです。人間の脳は忘れるようにできているため定期的にインプットをしないと時間の経過と共に記憶が薄れてしまいます。覚えた次の日、3日後、1週間後というように定期的に忘れていないかチェックするようにすると効果的です。
オススメツール
本
本には有益な情報が網羅的にまとめられており効率よくインプットすることができます。出版社を通して発行されているため情報に対して一定の信頼性があり、比較的安価に購入できる点が魅力です。体系的に知識を収集したいときは本がオススメです。
本を安く購入されたい方は以下の記事で分かりやすく解説しているためよければ参考にしてみて下さい。
Webサイト
インターネットを通してインプットをするメリットは以下の通りです。
・情報を速く手に入れることができる
・ピンポイントで知りたい情報が得られる
・具体的で実践的な知識が得られる
本と比較して細かい知識を知ることができる点が魅力です。まとめて勉強するなら本で部分的に勉強するならネットという風に使い分けるとオススメです。
SNS(Twitter・Instagramなど)
SNSをインプットとして活用する方法は効果的です。以下にSNSを使うメリットをご紹介します。
・専門家の発信する情報が得られる
・アウトプットにも活用できる
・交流することで勉強のモチベーションになる
ただし、注意してほしいこととして無条件に情報を信用しないようにしましょう。自分で疑う力を持って本当にその情報は確かなのか情報源を確認するようにしましょう。
オンラインセミナー
より価値の高い情報を手に入れる方法としてはセミナーがオススメです。お金はかかりますがその分有益な情報を手に入れることが可能です。例えば、カメラの勉強をしたいという場合はオンラインセミナーでカメラ講座を受けると短期間でまとまった知識が手に入ります。
有名なセミナーとしてはudemy、Schoo、gaccoなどがあるので興味があればホームページをチェックしてみて下さい!
オススメの本紹介
学び効率が最大化するインプット大全
この本はタイトルにある通りインプットにまつわる知識が幅広く紹介されています。インプットの種類や効率的な記憶方法などが分かりやすく紹介されているのでこれからインプットについて勉強しようという方はこの本から勉強してみるといかがでしょうか。本書で紹介されている内容を少しだけまとめます。
・インプットの前に目的を考える
・アウトプットを前提としたインプットをする
・週2時間以上の運動が記憶力を上げる
・メモをしながら覚える
脳にまかせる勉強法
この本は記憶力の大会で優勝した人が書かれた本で効率的な記憶術についてまとめられています。本書で解説されている内容を一部ご紹介します。
・3回読んで1回書く
・回数をこなす
・感情と結びつける
・ストーリー形式で覚える
・勉強の成果を視覚化する
他にも具体的で実践できるテクニックが満載なので記憶力を身につけたい方は手に取って読んでみて下さい!
最強の独学術
この本は独学で東大とハーバード大学に合格した方によって書かれた本で独学の方法について解説されています。どのように勉強を進めるのがよいかが分かりやすくまとめられているので資格勉強をされている方にぜひ読んでほしい本です。
本書では目標の立て方や先行事例を研究することの重要性など独学をするために必要な知識が網羅されています。いずれも筆者の体験によって得られた方法であるため説得力があります。自分の勉強スタイルを確立させたい方もオススメです!
おわりに
効率的なインプットの方法についてまとめました。最後になりますがインプットをする上で大切なことはとにかく繰り返し覚えることです。忘れかけるタイミングで覚えることが記憶の定着に効果的なのでぜひ定期的に覚えているかチェックして暗記するようにしましょう。そうすればインプットの質はグッと上がります。ぜひこの記事で説明したテクニックを実践してみて下さい!最後まで読んで頂きありがとうございました!