どうして勉強しないといけないの?
古典や数学なんて使わないでしょ?
勉強することはとても重要です
なぜ大切なのかを解説します!
この記事では勉強する目的や意義について現役のシステムエンジニアが解説します。
「どうして勉強しないといけないの?」という疑問は誰もが一度は思ったことがあるでしょう。思うようにテストで結果が出なかったとき、難しい試験に挑戦しているとき、様々なシチュエーションで疑問に思ったことがあるはずです。私もそのうちの一人です。
学生時代は勉強する意味についてあまり理解できていませんでしたが、社会で働くようになって勉強する意味が少しずつ分かるようになりました。この記事を読むことでなぜ勉強しないといけないのかという疑問のヒントを得られることができます。
前半部分は光、後半部分は闇にスポットライトを当てて説明します。まず最初は光の部分について解説していきます。
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
どうして勉強するのか?への答え(光)
職業の選択肢を増やすため
勉強をしないとなれない職業が世の中にはたくさんあります。医者や弁護士、宇宙飛行士のような職業がその代表的な例です。大人になってから医者になりたい!と思っても現実的になるのは非常に困難です。そのため学生時代から勉強をする必要があります。勉強をすると将来の可能性が広がります。
人生をより豊かにするため
勉強をすることでより豊かな人生を送ることができます。例えば、英語を勉強していると字幕版で映画を楽しむことができます。また、星空を眺めているときに天体に関する知識があるとより深く星の魅力を知ることができます。
物事を深く知っているとそれだけ様々なことにアンテナが立ち芸術や娯楽を楽しむことができます。世の中には分からないことや知らないことがまだまだたくさんあります。自分の世界を勉強で広げてみるのも面白いです。
環境に適応するため
現代は非常に情報が多く、変化の流れが速いです。10年前までは正しいとされてきたことが現在では否定されているということがよくあります。常に勉強することで最新の知識にアップデートすることによって変化する環境に対応することができます。
Twitter、Facebook、Instagram、Photoshopなど様々なアプリが近年登場しました。常に新しい知識を身につけていないとこれらの便利な機能を十分に活用することができないです。変化が目まぐるしい時代だからこそ、常に勉強する姿勢が求められます。
様々な視点をもつようにするため
勉強をすることで様々な視点で物事を捉えることができます。例えば、システムエンジニアでは学校で習った勉強がとても役に立ちます。
国語 : 議事録の作成、要件定義書の読み解き
数学 : スケジュール調整、工数管理
社会 : 社会のニーズに応じたシステム設計の検討
理科 : 要件に沿ったハードウェアの提供
英語 : 海外支社との打ち合わせ
役に立つだけではなく1つの物事を多角的に捉えることができるようになります。学校の勉強は基礎的な能力を身につける場であったと社会人になってから気づきました。ここでは例としてシステムエンジニアを紹介しましたが、様々な職業にも当てはまるのではないでしょうか。
問題解決能力を高めるため
勉強をしていると物事を正しく判断して日常生活で起こる課題に対処することができます。例えばパソコンが故障したとき、パソコンについて勉強していると何が原因で故障しているのかを判断できますが、パソコンについての知識がない場合は直すことができません。
人生には様々な課題や困難な出来事に直面します。仕事をしていてもトラブルや問題を抱えて日々対処に追われます。勉強をしていると、問題を解決するための選択肢を複数考えて適切な解決策を提案できるようになります。
やりたいことを実現するため
将来やりたいことを実現するために勉強は役に立ちます。論理的思考や文章読解、思考力など基礎的な能力を養うことができます。これらの能力はありとあらゆる職業の基になるため勉強しておくと将来の夢に近づくことができます。また、勉強をすると得意なことと苦手なことが分かるためやりたいことが決まっていない人にもメリットがあります。
成長体験を学べるため
勉強することで知識が身につき、確実に成長することができます。人によって習熟スピードは異なりますが、勉強することによって得られた知識は生活で役に立ちます。学生なら勉強したことによってテストでよい点数をとることで自信が得られます。社会人なら転職のための資格取得でステップアップすることができます。
知識は誰にも奪われることのない財産です。たくさん勉強して知識という財産を蓄えましょう。
どうして勉強するのか?への答え(闇)
知らないと損をするため
ここからは勉強しないとどうなるのかについて解説していきます。勉強をしていないと金銭的に損をしてしまうことがあります。税金や携帯料金、補助金の申請など世の中には知らないと損をすることが数多くあります。税金の支払いについて知らない場合、支払う必要のないお金を支払ってしまいます。格安スマホの存在を知っていないと余計な携帯料金を支払うことになるでしょう。
社会的に信用されるため
勉強をすることで社会的に信用されることができます。就職活動をする際には学歴で判断されることが多いです。学歴がある場合、その人は信用できる人という判断をされる傾向にあります。もし自分のことを信用してもらいたい場合、勉強をすることで信用される人間として認められる必要があります。
生涯年収を高めるため
学歴に応じて年収には大きな差が生じます。こちらのグラフをご覧下さい。
厚生労働省 令和2年賃金構造基本統計調査
こちらのグラフから読み取れるように、勉強をして進学する方が生涯年収が上がることが分かります。シンプルで残酷な答えですがより多くのお金を稼ぐために勉強をすると言うことが可能です。
労働者階級から脱出するため
勉強をしてお金を稼げるようになると働く以外の選択肢が増えます。例えば独立して会社を設立して社長になったり投資家として資産を増やしたりすることができます。学校は労働者にとって都合のよい教育がされています。しかし、勉強をやり続けることによって働く以外の人生を歩むことができます。
もし将来「少しでもよい仕事に就きたい」や「豊かな生活を送れるようになりたい」と考えている場合勉強は強力な武器になります。経営者や投資家として生きているのにも勉強は必要不可欠です。勉強をすることでやりたくないことをやらない権利を手に入れることができます。
人を傷つけないようにするため
「無知は罪なり」という言葉があります。知らないことによって人を傷つけてしまうことを指す言葉です。今の世の中にも知識不足によって誰かを傷つける光景が見られます。
例えば私はうつ病になって働けない時期がありましたが、いまだにうつ病のことを甘えであると考えている人が少なくありません。心の病気ではなく脳の病気であるという認識がないため甘えやなまけといった発想に至ってしまいます。誰かを不用意に傷つけないためにも勉強は必要です。
失敗した時の保険を得るため
「プロ野球選手になりたい!」「声優になりたい!」という夢をもっている人にとって学校の勉強は必要ないかもしれません。確かに将来の夢が決まっている人にとって勉強の価値は低いかもしれません。しかし、もし夢が叶わなかった場合、勉強してこなかったことが大きなダメージになります。
勉強を続けていて高校や大学に進学していた場合、仮に夢が叶わなかった場合でも将来の選択肢が残されています。もし勉強をしていなかった場合これからどうやって生活すればいいのかが分からない恐れがあります。勉強とは選択肢を増やすための手段という考え方を心に留めておいてください。
自由になるため
勉強をすることで自由になることができます。ここで、自由になる条件に付いて簡単に説明します。
・経済的自由の達成
・時間的制約からの解放
・心身共に健康な状態
これらの3つのことを達成するために必要なことは勉強です。勉強をすることでお金を稼げるようになり、お金を稼げるようになることで時間を生み出すことができます。また、正確な知識を勉強することで健康な体を手に入れることができます。
勉強とは自由になるためのチケットと言い換えることができます。
おわりに
「なぜ勉強するのか」という疑問に対する答えは人によって様々だと思います。私の考える勉強する理由を述べましたが、他にも勉強する理由は数多くあります。ぜひ皆さん一人一人にも考えて頂きたいテーマです。「なぜ勉強しないといけないのか」という本質的な疑問をもてただけで素晴らしいと思います。これからも勉強と共にある人生を歩まれることを望んでいます。最後まで読んで頂きありがとうございました!
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