モチベーションが上がらない…
どうすればいいんだろう?
やる気を高めるオススメ本を紹介します!
ポイントはスモールステップです!
この記事では仕事や勉強でモチベーションを高めるための方法とオススメ本をご紹介します。
「思うようにモチベーションが上がらない…」「やる気ってどうやって出るんだろう?」と考えている人は少なくありません。私自身もモチベーションが上がらずダラダラとした生活をしていましたが、このままではいけないと思いやる気を高める方法を本や動画で学びました。
この記事ではモチベーションを高めるために効果的な本とポイントをご紹介します。科学的にアプローチしている本が中心なので論理的にモチベーションを高めたい方はぜひ参考にしてみてください。それではオススメの本からご紹介します!
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
オススメ書籍9選
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
この本はモチベーションやこれからの働き方について述べられている本です。本書ではモチベーションは大きく分けて5種類あると提言されています。
・達成
・快楽
・良好な人間関係
・意味合い
・没頭
年代によってモチベーションが異なるため若い人たちと高齢者にとってのモチベーションが異なることにも言及されています。今の自分には何がモチベーションになるのかを理解するための手助けになる本なので興味のある方は読んでみて下さい。
やる気が上がる8つのスイッチ
「思うようにやる気が出ない…」という方にオススメなのがこの本です。モチベーションを専門に研究している筆者がやる気を高めるための考え方についてまとめています。やる気を高めるために必要な軸を3つに分けて解説しています。
・マインドセット(証明or成長)
・やる気のフォーカス(獲得or回避)
・自身(ありorなし)
どのパターンであればやる気が高められるのかがまとめられており、それぞれで必要な心がけや成長するためのコツについても紹介されています。特に結果よりも過程を重視する成長マインドセットは重要であると感じました。
図解 モチベーション大百科
こちらは実験や研究によって導き出されたモチベーションの高め方がまとめられている本です。小さなヒントや気づきがたくさん書かれているため自分にとってピンとくるモチベーションの高め方がきっと見つかるはずです。ここで本書で書かれていたモチベーションの高め方を一部ご紹介します。
・ゴールを身近に設定する
・目標を具体的にする
・少し先にご褒美を用意する
・やりたいことは手順を減らす
10個スタンプを貯めるよりも12個スタンプを貯めるカード(あらかじめ2個スタンプが押された状態)の方が速く貯まるという研究結果には驚きました。どちらも10個スタンプを押すことには変わりないのですが、ゴールが近いと感じる方が目標を達成しやすいことがこの研究結果から分かります。
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
「そもそもモチベーションって何なの?」「効果的なモチベーションの高め方を知りたい!」という方にオススメなのがこちらの本です。本書では現代に合ったモチベーションの高め方が解説されており内なる動機による行動が重要であると主張しています。ここでモチベーションの移り変わりについてご紹介します。
・モチベーション1.0 生理的欲求
・モチベーション2.0 アメとムチ
・モチベーション3.0 内なる動機
従来はアメとムチによるモチベーションの高め方が有効とされてきましたが、研究を重ねるうちに有効ではないことが判明しました。「報酬は短期的に効果があっても長期的にはマイナスに働く」という調査結果には非常に驚きました。交換条件付きの報酬が自立性を失わせることは知識として知っておきましょう。
本気で変わりたい人の行動イノベーション
「何をやるのも面倒だな…」「やりたいことが分からない」という方にオススメなのがこちらの本です。アドラー心理学に基づいた行動メソッドが解説されており実際に行動に移すことができるぐらい具体的に記述されています。短い時間でもサクッと読めるため普段あまり本を読まない人にもオススメできます。
何をしたいのかやどうなりたいかを自問自答し、理想とする自分に近づくために小さな行動を起こすことが大切だと感じます。「行動を起こすきっかけを知りたい!」という方にはうってつけの本です。
モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術
この本はタイトルにある通りメンタルを上手にコントロールしてモチベーションを高める方法が記載されています。部下のいる管理職を想定して書かれた本と思われますが、自分自身へのコーチングとしても参考になる本です。
「モチベーションは上げるものではなく引き出すもの」「褒めるときは努力やプロセスを褒める」など具体的なアドバイスもあり行動に移しやすい点が特徴です。また、目標設定の方法も分かりやすく記載されているためこれから資格取得や転職など新しいことにチャレンジされる方にはぜひ読んで欲しい一冊です。
やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学
こちらの本は「やる気が上がる8つのスイッチ」と同じ作者で目標達成のために粘り強く努力するための方法について記載されています。やり抜くための9つの習慣を本書より引用します。
1. 目標に具体性を与える
2. 目標達成への行動計画をつくる
3. 目標までの距離を意識する
4. 現実的楽観主義者になる
5. 成長することに集中する
6. やり抜く力をもつ
7. 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
8. 自分を追い込まない
9. やめるべきことよりやるべきことに集中する
「成功と同じぐらい障害についても考えるべき」という主張がありますがその通りだと私も思います。何かをするときに障害はつきものですが、あらかじめ対策を考えておけばスムーズに行動へ移すことができます。他にも参考になるアドバイスがたくさんあるため興味のある方はぜひ読んでみて下さい!
マインドセット「やればできる! 」の研究
「努力しても結果は変わらない」「才能や遺伝の方が努力より重要である」と考えたことはないでしょうか。本書はそんな考え方に立ち向かうベストセラーで「自分が変われる」と信じることの重要性を説いています。
「自分の能力は努力や経験によって伸ばすことができる」という考え方がいかに重要で今後の人生によい影響を与えるかがまとめられています。「本当は成長したい」「自分を信じられるようになりたい」という方に読んでほしい一冊です。
習慣超大全
最後に紹介するのは習慣に関する本です。「モチベーションの本じゃない!」と思われるかもしれませんがモチベーションを必要とせず行動に移すための方法として習慣は非常に強力です。本書ではタイニーハビット(小さな習慣)を重視しており何かを習慣づけるためには小さな行動が重要だと主張しています。ここで行動に移すためのステップについてご紹介します。
ステップ1:願望を明確にする
ステップ2:行動の選択肢を挙げる
ステップ3:自分に合った行動を選ぶ
ステップ4:小さく始める
ステップ5:効果的なきっかけを見つける
ステップ6:成功を祝福する
ステップ7:トラブルシューティング、反復、拡大
ポイントはステップ6の「成功を祝福する」です。何か行動に移したら祝福することで習慣はより強固なものになります。私自身も新しい習慣を身につけるときには「今日はこれだけ頑張った!」という風に自分を褒めています。習慣化について具体的にまとめられているので習慣化したい作業がある方にぜひ読んで欲しいです!
モチベーションを高めるポイント7選
目標を上手に立てる
ここからはモチベーションをアップさせるためのコツについてご紹介します。まず最初に必要なことは上手な目標設定です。何かに取り組むときに目標設定は非常に重要です。目標を上手に設定できるかによって達成できるかが決まるといっても過言ではありません。以下にモチベーションを最大限発揮するための目標設定のコツについてご紹介します。
・細分化してステップアップする
・自分のレベルにあった課題を設定する
・短期的な期限を決める
・具体的な数字を目標に組み込む
・内的動機と外的動機を区別する
・心からワクワクできるものに取り組む
自分のレベルにあった課題を設定することは重要かつ難易度が高いです。簡単すぎてもいけませんし難しすぎてもいけません。現状の自分の能力を正確に把握して頑張れば達成できそうな目標を設定することがモチベーションを高める秘訣です。ここで紹介した6つのコツはモチベーションに関する本を読んで抽出したものなのでよければ参考にしてみて下さい!
10分だけ取り組む
「やる気が出るまで待とう」と考えている人はいませんか。実はやる気が上がる簡単な方法があります。それは実際にやってみることです。矛盾しているように思えるかもしれませんが、実際に取り掛かってみると「あれ?意外と面白いかも」と感じるはずです。
それでも行動に移すまでは面倒だと思います。そこでオススメなのが10分だけ取り組む方法です。この方法のポイントは「とりあえずやる」ことです。とりあえずやってみると後はスムーズに行動することができます。はじめるという最大かつ最初の関門を突破するためにもまずは10分だけでも取り掛かる気持ちで取り組みましょう!
価値観と行動を結び付ける
「やらなきゃいけないけどやる気が出ない…」ということはありませんか。やりがいを見いだせない作業にはなかなか集中することができないものです。そんなときはやるべきことと大切にしている価値観を結び付ける方法がオススメです。
例えば、ダイエットをしている場合なら健康になりたいという気持ちを強く持つようにしましょう。資格の勉強に力が入らない場合は成長したいという価値観を思い出しましょう。大切にしている価値観は人によって異なるため行動と価値観を上手に一致させることがコツです。
ゴールを間近に感じさせる
「図解モチベーション大百科」に書かれていた方法ですが、人間はゴールが近いと感じるとやる気が高まります。マラソンでは「歩けない距離は走れない」という言葉があります。果てしなく遠い道のりだと感じると頑張ることができなくなることを表した言葉です。
目標を立てるときに長期目標だけを立てる人がいますが、短期目標もセットで立てることをオススメします。1週間ぐらいで達成できそうな目標を設定することで少しずつやる気もアップします。ステップアップする実感も得られるためぜひ具体的な短期目標を設定してみて下さい!
ポジティブなキーワードを使う
皆さんは普段からポジティブなキーワードを使っていますか?もし使っていないのなら今すぐ使うようにしましょう。「そんなことしても意味ない!」と思われるかもしれませんがポジティブな言葉を使うとこんな効果が表れます。
ポジティブな言葉を言う
→ 前向きな姿勢・考え方になる
→ 小さな成功体験ができる
→ 自信につながる
→ モチベーションが上がる
このように少しずつ目標に向かって前進することができます。「自分にはできる」「やればできる」という言葉を発することは誰でも簡単にできるのでぜひ自分の生活に取り入れるとよいです。自分の発した言葉に人間は大きな影響を受けることは覚えておきましょう。
結果よりもプロセスに注目する
皆さんは何かに取り組むときに結果を重視しますか?それともプロセスを重視しますか?どちらの考え方もよいですが、モチベーションを高めるという観点ではプロセスを重視した方がよいです。なぜなら、結果は目に見えて成果が表れるまでに時間がかかり途中で挫折してしまう恐れがあるためです。
プロセスに注目すると「昨日の自分よりも頑張れた」「新しいことができるようになった」という風に小さな成長を実感することができます。もしモチベーションが低いときは過去の自分を振り返ってみてどれぐらい成長したかに着目するようにしましょう!
できたことをメモする
できたことをメモする方法はモチベーションを高めるだけでなく自信を身につける効果もあるためオススメです。「どんなことをメモすればいいの?」という方に向けてメモの一例をご紹介します。
・朝6時に起きることができた
・合計で3時間集中することができた
・新しいスキルを身につけた
・食事をゆっくり味わって食べた
難しいことを書く必要はありません。どんなに些細なことでもよいので昨日の自分と比べてできたことをメモするようにしましょう。小さな気づきや学びの積み重ねが自信やモチベーションにつながります。
おわりに
モチベーションに関する本とポイントをご紹介しました。理論は分かりやすいですが、実践に移すのは簡単なことではありません。ぜひチャレンジするときは小さなことから取り組むようにしましょう。小さなことから取り組むことで自信が身につき成長を実感できます。また、モチベーションに頼らず習慣にすることも可能です。どんなに小さなことでもいいので昨日の自分をライバルにして目の前に作業に取り組んでみましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました!
【おまけ】社会人の方でモチベーションを高めて勉強を頑張りたい!という方はこちらの記事も参考になるのであわせてチェックしましょう!