【完全版】自己肯定感を高めるオススメの本全12冊を元うつ病が紹介!

笑っている子供たち

自分に自信がもてない…
もっと自分を信じられるようになりたい!

栗山マリ
栗山マリ

自己肯定感を身につけるのがオススメです!

私が読んで参考になった良本を解説します!

この記事では自己肯定感を高める方法に関するオススメの本をご紹介します。

「自分に自信がなくて何をやっても上手くいかない…」「ちょっと叱られただけでずっと落ち込んでしまう…」という悩みの声をよく耳にします。これらの悩みに共通することは自己肯定感が低いという点です。自己肯定感を高めることができれば物事を前向きに考えることができ、なおかつ積極的に行動できるようになります。

この記事を読むことによって自己肯定感を高めるために読むべきオススメの本を知ることができます。私が実際に読んで面白いと感じた本を厳選してご紹介しますのでよければ参考にしてみて下さい。

本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ

・自信のない自分を変えたい人
・落ち込んだり不安になる回数を減らしたい
・何事にも動じないメンタルを手に入れたい人

自己肯定感とは

自己肯定感の特徴

メガホンマークと各アプリのイメージ図

まず最初に自己肯定感について解説します。自己肯定感とは簡単に説明すると自分の存在を肯定的に考えられる感覚のことを言います。例えば、仕事でミスをしたときに自己肯定感が低い人の場合「自分はなんてダメなんだ……」と深く落ち込んでしまいますが、自己肯定感の高い人は「誰でもミスはするから原因と対策と考えて同じミスを繰り返さないようにしよう」と捉えることができすぐに立ち直ることができます。

自己肯定感が高くなることでネガティブになる回数が少なくなったり様々なことにチャレンジできるマインドを手に入れることができます。自己肯定感は状況によって高くなったり低くなったりするものなので常に高いということはありません。今の自己肯定感がどの程度であるのかを把握しておくことが必要になります。

自己肯定感を高めるには

3本の上向きの矢印

ここで自己肯定感を高めるための方法についてまとめます。

自己肯定感を高める方法
 1.自信を身につける
 2.考え方を変える
 3.選択肢を増やす
 4.自己効力感を高める
 5.自己有用感を高める

これら5つの要素を高めることで自己肯定感を高めることができます。それぞれの要素の解説は次章から解説します。

オススメの本(全般)

何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書

「自己肯定感ってなんだろう?」という人にオススメしたい入門書です。心理カウンセラーとして活動されている筆者によって書かれた自己肯定感の教科書と言える内容にまとまっております。そもそも自己肯定感とは何なのか、自己肯定感を高める方法や下げてしまう行動についてエビデンスに基づく説明がされております。本書の内容を一部ご紹介します。

本書の内容(一部抜粋)
 ・言葉は潜在意識を変える最強のアイテム
 ・根拠のない自信こそが絶対的な自信である
 ・判断に迷った場合は尊敬する人ならどう考えるのかを想像してみる
 ・if-thenプランニングを考え常に最悪の出来事を想定しておく
 ・人間の感じる幸福度は「私が決めた!」という「人生を自分でコントロールできている感覚」に比例する

自己肯定感を構成する要素についても紹介されており自分に自信のもてない方にとっては参考になる記載が多いと思われます。これから自己肯定感について勉強する人にオススメしたい一冊です。

敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法

日常生活で自己肯定感を高めたいという方にオススメしたい本がこちらです。7日間で自己肯定感を高めるための方法が具体的に記載されており誰でも実践しやすい内容となっております。具体的な7日間のステップをご紹介します。

自己肯定感を高めるステップ
 ・1日目:今の自分に意識を向ける
 ・2日目:過去を見つめ直す
 ・3日目:過去の家族関係を見つめ直す
 ・4日目:自己肯定感を高める
 ・5日目:自分のペースで人間関係を築く
 ・6日目:敏感であることを強みにする
 ・7日目:自分が本当にしたいことを実現する

7日間のステップを繰り返し行ってもよいですし、自分が苦手としている分野を重点的に行うのもよいです。自己肯定感についてある程度の知識がある方で実践的に自己肯定感を高めたいという方はぜひこちらの本をお読み下さい。

自信を身につける

自信が身につくシンプルな4STEP

ハイタッチする大人と子供

自己肯定感の低い方にオススメなのが特定のジャンルに特化して自信を手に入れる方法です。自己肯定感と自信はよく似ていますが、ありのままの自分を受け入れられるのが自己肯定感であるのに対して自信は能力や技術をベースとしています。根拠が何もない状態で自分を受け入れることはハードルが高いため「僕はこれができる!」「私はこんなにすごい!」と思えるようなことに取り組んでみましょう。ここで、自信を手に入れるためのシンプルな方法をお伝えします。

自信を手に入れる方法
 1.自分の好きなことと得意なことの共通項を見つける
 2.課題を細分化して達成できそうな目標を設定する
 3.目の前のことに没頭して取り組む
 4.達成状況に応じて目標を見直す

ポイントとなるのが2番目の「課題を細分化して達成できそうな目標を設定する」ことです。簡単すぎる目標でも難しすぎる目標でも自信を手に入れることは難しいです。ちょっと頑張れば達成できそうという目標が理想的なので課題を細分化して自分のレベルに応じた目標設定をしてみましょう。例えば健康のためにダイエットしたいという方がいきなり20kg瘦せるのは困難です。しかし、「2週間以内に1kg瘦せる」であったり「週3回は1万歩も歩く」といった目標であれば現実的です。目標の水準を少しずつ上げていくことでレベルアップことが実感できるはずです。その実感が自信に繋がります。

オススメの本(自信)

一生折れない自信の作り方

自信について知りたい方はまずこちらの本を読むことをオススメします。15万部を突破したベストセラーで自信のつけ方について一通り学ぶことができます。本書の内容を一部ご紹介します。

本書の内容(一部抜粋)
 ・自信の大きさは思考が現実化した回数に比例する
 ・自信を手に入れるためにポジティブな解釈を取り入れる
 ・他人ではなく過去の自分と比較する
 ・理想の自分をイメージする

「何をやっても中途半端でうまくいかない」「自分には得意なことが何もない」という方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

自分を変える習慣力

「資格勉強をしようとしたけど三日で飽きた…」「ランニングをはじめてみたけどいつの間にかやめてしまった」という方にオススメしたいのがこちらの本です。習慣とは何なのか、習慣を身につけるための方法、そして習慣によって自分自身を変えるための方法が分かりやすく紹介されています。本書の内容の一部を以下に記載します。

本書の内容(一部抜粋)
 ・知らない→知っている→できる→やっているの順で習慣化する
 ・自分自身の選択、受け取り方がすべて
 ・人は自分が思っている通りの人間になる
 ・過去と他人に囚われない

習慣化に関して基本的な内容が紹介されているためこれから本格的に習慣化の勉強をしたい方や普段あまり本を読まない人に読んで欲しい一冊です。

自信をもてないあなたへ

皆さんは認知行動療法という言葉を聞いたことがありますか。詳細は次章で解説しますが、認知行動療法とは物事の捉え方を柔軟にすることによって心にかかるストレスを低減する方法です。こちらの本は主にうつ病の人向けに書かれた内容で自信を取り戻すための方法が具体的に記載されております。やや難しい内容もあり読破するのに時間はかかりますがかなり詳しく説明されているためメンタルに不安のある方はぜひ読んでみてもらいたい一冊です。

考え方を変える

認知行動療法について

クリエイティブシンキングをするための概要図

ここでは認知行動療法について解説します。認知行動療法を日常生活に取り入れることでストレスへの耐性を高めることができます。ここでうつ病の人にありがちな思考パターンをご紹介します。

うつ病にありがちな思考パターン
 ・完璧主義
 ・拡大解釈、過小評価
 ・〇〇すべき思考
 ・マイナス思考
 ・感情的な決めつけ

感情は思考によって大きな影響を受けます。思考のパターンを変えることでネガティブな感情を軽減することが可能です。しかし、思考のパターンを変えることは難しく時間がかかります。そこで、簡単にできる認知行動療法のコツをご紹介します。それは、「他の人ならどう思うだろう」と考えることです。物事を客観的に考えると冷静になることができます。そのため、自分に起こった出来事に関して「他の人ならどう考えるかな?」という思考をめぐらせることで落ち着いて目の前の出来事に対処することができます。この方法は誰でもすぐ実践できるのでぜひ試してみて下さい!

オススメの本(考え方)

マンガでわかりやすい うつ病の認知行動療法

1から認知行動療法について理解したい方にオススメしたいのがこちらの本です。マンガで解説されており認知行動療法の7つのステップが分かりやすく解説されています。ここで7つのステップについて概要をご紹介します。

認知行動療法の7ステップ
 ・ちょっと立ち止まる
 ・問題を整理する
 ・行動で気持ちを刺激する
 ・考えを切り替える
 ・問題解決力を高める
 ・伝え方を工夫する
 ・考え方のクセに気づく

特に重要なことは考え方のクセに気づくことです。自分がどのような思考パターンをよく使うのかを把握しておくと感情を落ち着かせることができます。以前の私は落ち込みやすい性格でしたが、〇〇すべき思考をよく使うと気付いてからは落ち込むことが少なくなりました。ネガティブ思考の人に読んでもらいたい一冊です。

選択肢を増やす

人生と選択肢

翼が生えたハートマーク

仕事やプライベートにおいて選択肢が複数あるとそれだけ余裕が生まれます。例えば近くにある病院が1つだけだと休日に対応してもらえないといった不満が生まれるかもしれませんが、複数病院があれば休日や祝日にも対応している病院があるかもしれません。必ずしも「選択肢が多い=幸福」とは言えませんが、「自分で人生を選択している感覚」は幸福感に結びつくという研究結果があります。選択肢が広がれば可能性も広がるため、より自分のことを好きになれるかもしれません。

選択肢を増やすとよいこと
 ・キャリアプラン
 ・居心地のよい居場所
 ・ストレス解消法
 ・収入源

例えばキャリアに関して、「今の仕事しかできない」と「他の仕事もできる」という状態では自己肯定感に大きな違いが生じます。自分自身で選択肢を狭めず、他にもできることがないか自分なりに選択肢を増やしてみるようにしましょう。

個人的には収入源の選択肢を増やすことがオススメです。以前うつ病になって休職したことで収入が減りお金のことを心配するようになりました。他にも収入減があれば精神的に安定すると感じるようになったため、投資やYoutubeをはじめて収入源を増やすことにしました。新しいことにチャレンジするのは勇気がいりますが、今でははじめてみてよかったと感じています。皆さんもぜひ人生における選択肢を増やしてみましょう。

オススメの本(選択肢)

幸福の「資本」論

この本は現代における幸福の条件について分かりやすく解説されています。「幸せってなんだろう?」という疑問を誰もが抱いたことがあると思いますが、本書ではその答えを明確かつ具体的に示しています。本書で解説されている幸福の条件を簡単に紹介します。

幸福の3つの条件
 ・自由(金融資産): 経済的自由を達成する
 ・自己実現(人的資産): 天職に就く
 ・共同体(社会資産): 人間関係を充実させる

この本を読み終えると自分にとって大切な価値観とは何なのかを考えさせられます。私がこの本を読み終えたときはどのように生きたいのかや、もっと別の生き方ができるのではないかという感情が生まれました。人生をどのように過ごすかを考えるきっかけとなる一冊です。

問題解決――あらゆる課題を突破する ビジネスパーソン必須の仕事術

こちらの本は問題解決を上手く行うためのノウハウがまとめられており、人生で起こる様々な課題や困難に対して役に立ちます。そもそも問題とは何なのかや対策方法の立案についてもまとめられておりこの一冊を読んだだけで問題解決について一通り勉強することができます。「仕事でのトラブルに上手に対応したい」という人や「解決策をいくつも提案できるようになりたい」という人にオススメしたい本です。

自己効力感を高める

自己効力感とは

ゴールに達成するまでの道のりのイメージ図

自己効力感とは、一言で言うと「自分には何かを成し遂げる力がある」と感じることです。自己効力感があると困難な出来事に直面しても「自分ならできる」と考えることができて前向きにトライすることができます。ここでは自己効力感を高めるシンプルな方法を2つご紹介します。

自己効力感の高め方
 ・1日の終わりにできたことをメモする
 ・計画を立てて予定通りに行動する

できたことをメモする方法は簡単かつ効果的な方法です。どんなに些細なことでもいいので今日は何ができたのかを思い出して記録するようにしましょう。「8000歩歩いた」や「1時間勉強した」といったように短い文章でも構いません。このメモの積み重ねが自己効力感を高める要素になります。また、自分で計画を立てて行動に移すことも効果的です。予定通りに行動ができるようになると「自分で決めたことは自分で実現できる」と思えるようになり自己効力感が高まります。1日のはじまりに今日は何をするのか決めて行動してみてはいかがでしょうか。

オススメの本(自己効力感)

0秒で動け

この本はタイトルにある通り即行動するための方法が解説されています。「なかなか行動に移せない」や「やる気がなくて何もできない」と考えがちな人にオススメしたい一冊です。行動するための具体的なステップが分かりやすくまとめられている点が魅力的です。「自分なりの結論をすぐ着想する」「仮説を組み立てる」「自信を持って踏み出す」という3ステップが話題の中心になるので興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

1440分の使い方

何かを成し遂げるためには時間が必要です。この本では時間の使い方に関するテクニックが幅広く紹介されており、読み終えると1日の時間の使い方が劇的に改善されることでしょう。本書のポイントを一部抜粋します。

本書で紹介されているテクニック
 ・ToDoリストではなくスケジュール表を使う
 ・15分単位でスケジュール帳に予定を入れる
 ・するべき作業の選択と集中を行う
 ・完璧を目指すよりまず終わらせる
 ・25分働いて5分休むサイクルで仕事をする

アスリートや大学主席のエリートなど様々な人からヒアリングした結果がベースになっているため一つ一つのテクニックに説得力があるのが特徴的です。「もっと上手に時間を使えるようになりたい」という人に読んでもらいたい本です。

自己有用感を高める

自己有用感とは

腕を組んでいる男性

自己有用感とは自分は他の人の役に立てる存在であると感じることです。「自分なんて役に立たない」と感じてしまう人は自己有用感が低いと言えます。自己有用感を高めることによって「誰かの役に立つことができる」と思えるようになり主体的に行動できるようになります。ここではオススメの自己有用感の高め方を3つ紹介します。

自己有用感の高め方
 ・スキルアップを目指す
 ・寄付やボランティアを行う
 ・創作系の趣味をはじめる

スキルアップを目指して資格取得やセミナーに通うことで「自分はこんなことができる」という実感が得られます。まずは少し頑張れば達成できそうな資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

寄付やボランティアを行うことによっても自己有用感が高められます。私は日本介助犬協会への寄付を毎月行っていますが寄付しはじめてから自己有用感が格段に高まりました。街を歩いている介助犬を目にするたびに「自分の寄付が役立っている」と感じられ寄付してよかったと感じます。金額はわずかですがこれからも継続して寄付したいと考えています。

また、創作系の趣味をはじめるというのもオススメです。ハンドメイドでアクセサリーを作ったりYoutubeに動画を投稿すると受け手から反応を頂けることがあります。「素敵なアイテムだね」「面白いね」というコメントを頂くと誰かの役に立っていると肌で感じることができます。自分の興味、関心のあるジャンルからはじめてみましょう。

オススメの本(自己有用感)

上達の法則

何か新しいことにチャレンジしたりスキルを高めたい人にオススメなのがこの本です。タイトルにある通り上達するための方法が具体的に解説されています。本書の内容を一部ご紹介します。

本書の内容(一部抜粋)
 ・練習間隔は72時間以内に設定する
 ・知識を効率よく検索できる状態を形成する
 ・理解するだけでなく知識として習得するレベルを目指す
 ・少しずつ上達することは自信に繋がる

上達するための方法論を詳しく知りたい方はぜひ読んでみて下さい!

鬼速PDCA

成長するための方法としてPDCAサイクルがあります。PDCAサイクルとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善) を繰り返すことで会社の業務等を継続的に改善する手法です。このPDCAサイクルは個人の上達にも適用できます。本書は高速でPDCAサイクルを回すことでより速く成長するための方法がまとめられています。「思うようにスキルが身につかない」「原因分析をするのが苦手」という人にはうってつけの本なのでぜひ読んでみて下さい。また、上達の方法についてまとめた記事があるので興味があればそちらも読んでみて下さい。

【理論】上達のコツはPDCAサイクルにあり!方法論を紹介します!
この記事では新しいことにチャレンジする人に向けて上達全般の方法論についてご紹介します。新しいジャンルに取り組んだものの思うように上達しないという経験はありがちだと思います。しかし、どうすれば効率よく上達できるのかを自分なりに研究したところ上達には共通した方法論があると気付きました。この記事を読むことによって効率的に上達するための方法を知ることができます。

おわりに

自己肯定感に関する本をまとめてみましたが興味のある本は見つかりましたか?「ちょっと読んでみたいな」と感じた方はぜひ手に取ってみて少しずつ自分を変えてみましょう。ポイントは一度に全部変えることではなく少しずつ変えることです。本を読んで「この考え方は実践できそうだな」と感じたことから始めれば長い目で見て必ず変われます。ぜひ自己肯定感を高めて前向きなマインドを手に入れましょう!最後までお読みいただきありがとうございました!

 ・自己肯定感を高めることでポジティブになれる
 ・考え方を柔軟にしたり選択肢を増やすことで自己肯定感を高める
 ・「自分はできる!」「人の役に立てる!」という実感は重要
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