仕事でパソコンを使うけど苦手だな…
どうすれば速く操作できるんだろう?
ショートカットキーを習得しましょう!
一度覚えればずっと使えるのでオススメです!
この記事ではパソコンを効率的に操作するためのショートカットキーについてご紹介します。
「普段パソコンを使うけど中々操作が上手くならない」「もっと速く操作できるようになりたい」という悩みをよく耳にします。私自身も現在の会社に入る前はあまり操作は速くありませんでした。しかし、入社後にショートカットキーと呼ばれるキーボードによる操作を覚えたところ格段に作業効率が上がりました。
この記事を読むことによってビジネスとプライベートでパソコン操作を大幅にスピードアップすることができます。「ショートカットキーはあまり知らない…」という方に向けて書いた記事なので使いやすそうなものから一つずつ覚えていきましょう!
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
基本方針
マウスの操作をキーボードに置き換える
パソコン操作を効率的にするコツはできるだけマウスを使わないことです。マウスを使った方が速い操作もありますが、大半の操作はキーボードの方が速いです。普段自分がどれぐらいマウスを使っているか、マウスで操作していることをキーボードで操作できないかを確認するところからはじめましょう。
キーボードとマウスの切替回数を減らす
パソコンでの作業効率が落ちる要因の一つに、キーボードとマウスを何回も切り替えることが挙げられます。利き手をマウスから離してキーボードへ移し、またマウスへ戻すと言った動作は効率がよくありません。
キーボードによる操作が多かったとしてもこの切り替え作業が多い場合は作業効率が落ちてしまうので要注意です。また、別の対策としてキーボードの近くにあるタッチパッドをマウス代わりに使う方法もあるためぜひ試してみて下さい。
王道テクニック4選
コピー・貼り付け・切り取り【Ctrl+C・Ctrl+V・Ctrl+X】
コピー、貼り付け、切り取りは絶対に覚えておきたいショートカットキーです。これを覚えておくだけで文章作成や検索のスピードが大幅に向上します。左手だけで操作できる点もよいためぜひキーボードを見なくても操作できるぐらい使いこなせるようになりましょう。
Ctrl+V:選択した文字や画像を貼り付ける
Ctrl+X:選択した文字や画像を切り取って貼る
戻す・元に戻す【Ctrl+Z・Ctrl+Y】
資料作成をしているときに「一つ前の状態に戻したいな」という状況はよく起こります。そんなときに使えるのがCtrl+Zです。この操作をすることで一つ前の状態に戻すことができます。更に、「戻したけどやっぱりさっきの方がいい」というときにはCtrl+Yが使えます。この2つの操作を習得することでリカバリーがスムーズにできるのでオススメです。
Ctrl+Zの説明
ページ移動【PageUp・PageDown】
ページをスクロールするときはマウスよりもPageUp・PageDownを使いましょう。ボタン一つで一気にスクロールすることができるため慣れればマウスよりも速く操作することができます。また、PageUpはスペースキーを、PageDownはShift+スペースキーで代用できます。
上にスクロールする:PageDown(Shift+スペースキー)
次の項目に移動【Tab】
アンケートサイトなどで住所や氏名を入力するときに便利なのがTabです。このキーを入力することで次の項目へ移動することができます。このキーだけでマウスを使用せずに必要事項を入力することが可能です。なお、一つ前の項目に戻りたい場合はShift+Tabでも戻ることができます。検索画面でもTabを使うことができるのでぜひ試してみてください。
ビジネス編(ブラウザ)
エクスプローラの起動【Windows+E】
WindowsマークとEでエクスプローラを立ち上げることができます。エクスプローラとは下のような画面です。
働き始めてからはエクスプローラを経由して各種ファイルに接続することが多くなりました。エクスプローラを瞬時に立ち上げることができると作業効率は確実に上がるためぜひマスターしましょう。
アドレスバーの選択【alt+D】
alt+Dでブラウザやエクスプローラのアドレスバーが選択された状態になりキーボードから文字を入力できます。alt+Dで下の赤枠の状態になります。
メールなどで指定されたフォルダを開く際に、リンクを直接入力することがあります。そのような場合に有効なショートカットキーです。
タブの切り替え【Ctrl+Tab】
「Ctrl+Tab」で今開いているアプリのタブを切り替えができます。インターネット検索をしているときによく使用します。マウスで操作するよりも格段に速く移動できるのでぜひマスターしましょう。ちなみにShift+Ctrl+Tabで一つ前のタブに戻ることができます。
アプリの切り替え【alt+Tab】
「alt+Tab」で今開いているアプリケーションの切り替えができます。調べものをしているときと文章を書いているときに画面を切り替えることが多いのでよく使用します。また、短時間に「 alt+Tab」を押すと直前まで開いていたアプリケーションを開くことができます。よく切り替えをする人は絶対に覚えておきましょう。
ロックをかける【Windows+L】
会社での勤務をはじめて覚えたショートカットキーなのですが、Windows+Lでパソコンをロックすることができます。Lockの頭文字であるLを使用すると覚えましょう。職場でパソコンから離れるときはセキュリティの観点からパソコンをロックする必要があるためこのショートカットキーをよく使用しています。
アプリを閉じる【Alt+F4】
Alt+F4を使用すると今使用しているアプリケーションを閉じることができます。画面右上の×ボタンを押してアプリケーションを閉じている人はぜひAlt+F4の操作をマスターしましょう。ちなみにデスクトップ画面(初期画面)でAlt+F4をするとシャットダウンをすることができます。
ビジネス編(Excel)
ファイルの上書き保存【Ctrl+S】
編集しているファイルを保存するときはCtrl+Sを使えば一発で保存できます。左手だけで簡単にできる操作なのでぜひ覚えておきましょう。「たくさん編集したのに突然ファイルが閉じてしまった」という
事態を防ぐためにもCtrl+Sをこまめにする習慣を身につけましょう。
上のセルのコピー【Ctrl+D】
作業をしていると「一つ上のデータをコピーしたい」という場面がよくあります 。コピーしてデータを貼り付ける方法もありますが、もっと便利な方法があります。それがCtrl+Dです。このショートカットキーを使うことによって 一つ上のセルの内容をコピーして入力することができます。
このショートカットキーは意外と知られていないので、知っていれば周りの人に差をつけることができます。ちなみに一つ左のデータをコピーしたい場合はCtrl+Rで実行できます。合わせて覚えておきましょう!
Ctrl+Dの説明
同じ動作の繰り返し【F4】
F 4はシンプルかつ高性能なショートカットキーです。F4を押すことによって直前に行った動作を繰り返すことができます。例えば、セルを赤色に塗るという操作をした場合 F 4を押すことによって 指定したセルを赤色に塗ることができます。
何回も同じ動作をするときにF4を使用するようにしましょう。簡単かつ効果絶大なので覚えておいて損はありません。このショートカットキーの利点は様々な動作に適用できるという点なのでぜひ使いこなせるようになりましょう。
F4の説明
表の先頭に移動する【Ctrl+Home】
Ctrl+Homeを押すことによってA 1セル(表の先頭)に移動することができます。 クリックして先頭に戻すよりもキーボードから操作する方が速いです。シートの右側や下側に画面が移動した後に使用するとより効果があります。
私はファイルを閉じる直前にこのショートカットキーを使用します。次回ファイルを開いたときに先頭から表示され見やすくするためです。
Ctrl+Homeの説明
シート間を移動する【Ctrl+PageUp/PageDown】
複数のシートにデータが記載されていて別のシートを参照したい時がよくあります。そんなときは
Ctrl+PageUpもしくはCtrl+PageDownを使いましょう。左のシートに移動するときは Ctrl+PageUp、左のシートに移動するときは Ctrl+PageDownで実行できます。
仕事の速い人に共通している特徴として画面の切り替えが速い点が挙げられます。マウスでシートを移動している人はぜひキーボードから移動できるように練習してみましょう。手首も疲れずに済むので一石二鳥です!
表にフィルターを設定する【Ctrl+Shift+L】
やや難易度の高いショートカットキーですが、表にフィルターをかけるショートカットキーが存在します。表にフィルターをかけることでデータの検索や値の並べ替えを行うことができます。データ入力などでフィルターをよく使用する人は覚えておきたいですね。
Ctrl+Shift+Lの説明
シートを追加する【Shift+F11】
シートを追加するためにマウス操作している人は多いのではないでしょうか。 「新しいシートを作成したい!」というときはShift+F11を押しましょう。このショートカットキーを使えば一瞬でシートの追加ができるため覚えていると非常に便利です。
また、新しいExcelファイルを立ち上げるときはCtrl+Nで実行可能です。似ているショートカットキーで混合しがちですが、区別して覚えるようにしましょう。
Shift+F11の説明
作業効率をさらにアップしたいという方は自分にあったキーボードを探して使いましょう。ここで私が使用しているキーボードをご紹介します。私はサンワサプライのエルゴノミクスキーボードを使用しています。このキーボードの特徴はトラックボールがキーボードの中央に配置されている点です。このトラックボールを使うことで簡単にマウス操作ができます。そのため、マウスとキーボードを切り替える時間が極端に短くなるため作業効率がかなり上がりました。他にも操作性や打音などの要素で気に入っています。様々なキーボードを使ってみて自分にあったキーボードを見つけてみて下さい。
おわりに
ここまで様々なショートカットキーを紹介してきましたが、これらはごく一部です。他にもよく使用するショートカットキーはありますが一つずつ習得することが大切です。まずは一つだけでもよいのでショートカットキーを覚えて使いこなせるようになりましょう。
1日1つ覚えるだけで1か月後には30個もショートカットキーを使いこなせています。30個もショートカットを使えば作業効率がよくなっていると実感できるでしょう。焦らず確実に自分のスキルを日々高めましょう!また、常に効率化できないかと考える姿勢もあるとよりよいです。「いつも同じ作業しているな」であったり「この作業面倒だな」と感じたときがショートカットを覚える一番のタイミングです!
・すべてを一度に覚える必要は全くない。一つずつ覚えることが大切
・面倒だと感じた時は成長できるチャンス