行動力がなくてイヤだな…
どうしたら行動できるようになれるの?
行動力は少しずつ高められます!
具体的なアドバイスをご紹介します!
すぐに行動できる人は成功するとよく言われていますが実際には中々行動に移せないものです。この記事では今すぐ行動できるようになるための具体的な方法を実例入りでご紹介します。
「課題が終わらないけど明日でもいいか…」「やる気も起きないし面倒くさい…」こんなことを考えてやるべきことをつい先延ばししてしまう方は多いのではないでしょうか。私自身も以前は行動力がなくダラダラと過ごす時期がありました。しかし、このままではいけないと思いどうすれば行動力を身につけることができるのかを徹底的に調べました。その結果、資格取得や語学の勉強など新しいことに積極的にチャレンジできるようになりました。
この記事ではこれから行動力を身につけたいという方に向けてどうすれば行動力が身につくのかを具体的に解説します。各パート毎に紹介している内容が異なるため興味のある部分から読み進めて頂いても問題ございません。それではまず最初は行動力がない原因について説明します。
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
行動力がない原因
面倒くさいという感情が優先される
まず最初に行動力がない理由の一つに「面倒くさい」という感情があります。
・課題をやるのが面倒くさい
・皿洗いするのが面倒くさい
・洋服を片付けるのが面倒くさい
・お金を振り込みに行くのが面倒くさい
このように、「面倒くさい」というネガティブな感情が先に出てしまうと人は行動に移せなくなってしまいます。「感情→行動」という順序ではなく「行動→感情」という風に変えてしまうとネガティブな感情を抱く前に課題やタスクに取り組めるようになります。詳しい対処法については3章で解説します。
安定思考でチャレンジ精神がない
安定志向で「今のままでいい」と感じている人は積極的に行動に移せない傾向が強いです。このケースは新しいことにチャレンジできない方に多いです。「今のままでもいいから問題ない」「失敗して損をすると怖い」という理由で行動に移さないのは一見すると理にかなっているように思えます。しかし、一歩踏み込んで普段と違うことをしてみれば新しい発見で巡り合えるかもしれません。
新しいことにチャレンジしたいけど勇気がないという方はスモールステップからはじめてみましょう。例えば、投資をはじめてみたいという方は少額からスタートさせましょう。お気に入りの飲食店を増やしたい場合は行きつけのラーメン屋ではなく最近できた新しいラーメン屋へ行ってみましょう。ポイントはリスクをコントロールできる範囲内に抑えることです。
たくさん情報収集をして慎重に行動するのもよいですが、重要度の低い事柄についてはリスクを調整した上で行動に移すことをオススメします。
自信がなく失敗を恐れる
行動力のない理由の一つに「自信がなくて失敗が怖い」というパターンがあります。「失敗したらどうしよう…」という感情を抱くのはとても共感できます。しかし、自信は行動することでしか身につきません。自分の能力と求められるタスクのレベルをコントロールしてちょっと頑張れば達成できそうな課題にチャレンジしてみましょう。その成功体験が積み重なり小さな自信が大きな自信につながります。
具体的には、1日の終わりに今日出来たことを3つリストアップするという方法がオススメです。不安に感じる人の多くは自身の能力を過小評価する傾向にあります。紙に書き出すことによって客観視することで「自分にはこんなことができるんだ!」と認識を修正するようにしましょう。
短期的な視点で物事を考える
行動に移せない人の中には短期的な視点で物事を捉える人がいます。このパターンの人は「長期的には便利になるけど最初の設定や手続きが面倒」というタスクを嫌う傾向にあります。代表的な例をご紹介します。
・スマホ代の見直し
・自己投資(読書、セミナー)
・書類や作業場の整理
・口座開設
このようなタスクの場合は、将来得られるメリットを考えると行動に移しやすくなります。人は得られるメリットが明確になれば行動に移しやすくなります。目先のことだけに目を向けるのではなく先を見通すことで行動できるようになりたいですね。
具体的な方法が分からない
行動力のない理由の一つに具体的な始め方が分からないというケースがあります。例えば、これから投資をはじめてみようという気持ちはあるけれど、どのようにしてはじめたらよいかわからず行動できないといったケースです。
情報不足で行動できない場合は本やネットで正確な知識を身につけることで行動することができます。基礎的な内容からじっくり学びたい方は本、分からない部分をピンポイントで知りたい場合はネットで調べるのがオススメです。本の選び方が分からないという方のために別の記事で分かりやすく解説しているのでよければそちらも参考にしてみて下さい。
行動力を高める方法(マインド)
失敗に対する考え方を変える
ここからは具体的な方法について解説していきます。まず最初に失敗することを恐れて行動に移せない人に向けて、失敗に対する認識を改めることで行動力を高めることができます。よく世間では「失敗=悪い」といったイメージが定着していますが、成功するためには失敗は必要なプロセスであると考え方を変えましょう。チャレンジして成功するか失敗するかではなく、チャレンジしたら失敗の連続でその後に成功が訪れるというマインドに変えましょう。
ここでの失敗とは大きな失敗を指すのではなく、自分のレベルに応じた課題に取り組むことで生じる小さな失敗を指します。小さな失敗を繰り返すことで人は学習して成長できます。失敗することは避けることではなくむしろチャレンジした証であるという考え方になれると「やってみよう!」という気持ちになれます。
成功するための道のりをイメージする
行動に移すためには具体的な道筋をイメージできる必要があります。ここでは「チャレンジしたいけどよく分からない」というケースを基に説明します。まず最初に行うことは具体的なイメージを描くために事実やデータを収集することです。本やネットで情報収集を行い前提知識を身につけましょう。その上でこうすれば目標達成ができるという仮説を作り出せれば実際に行動へ移すことができます。
成功するためのイメージをより具体的にイメージすると自然とやる気も上がるため最初の情報収集は幅広い手段を用いて行うようにしましょう。
目標を上手に設定する
「資格勉強をはじめたけどやる気が出ない」という方は多くいると思われます。そのようなケースでは目標設定が適切に行われていない可能性があります。目標を立てる際のポイントは「ちょっと頑張れば達成できそうなレベル」に設定することです。例えば、テキストが簡単すぎる、もしくは難しすぎる場合にはモチベーションは低いままであるという研究結果があります。7割~8割ぐらいの正答率が出せる教材が適切なレベルなので教材選びの参考にしてみて下さい。
また、高い目標を設定して現実的ではないスケジュールを立ててしまうといった場合も行動に移すことは困難です。人間は予定を立てるときに無意識のうちに能力を課題に評価する傾向にあるため、1日試しに勉強してみてその際の勉強時間や内容に応じてスケジュールを立てるようにしましょう。毎日2時間ガッツリ勉強するのは困難でも30分だけなら継続できることはよくあるので取り組む内容についてもレベルにあっているか見直すようにしましょう。
尊敬できる人に出会う
行動力を高める方法の一つに尊敬できる人と接するというのがあります。これは自分の目標としている人と同じ環境で作業をすることでモチベーションを高める効果が期待できるためです。身近な友達や会社の人と一緒に勉強をしたりジョギングをするといったことが例に上げられます。一人でダイエットをしようとしても中々継続することは困難ですが、1日何km走ったのか毎日友達と報告し合うことで継続できるようになるといったケースが報告されています。
また、オンライン上の友達と活動内容を報告し合うといった方法もあります。TwitterなどのSNSやオンラインサロンでの活動もオススメです。尊敬できる人や仲間と一緒なら自然と行動に移せることができるのでぜひ身の回りの環境についても見直してみましょう。
タスクに対する認識を変える
タスクに対する認識を変えることで行動力を高めることができます。皆さんの中に締め切りの直前になって本気を出してやるべきことを終えるという人はいませんか。もし行動力を高めたい場合はラストスパートよりもロケットスタートをするようにしましょう。ロケットスタートをオススメする理由は以下の通りです。
・予定の調整が柔軟にできる
・精神的に落ち着くことができる
・全体像をはじめの内に掴みやすい
「始めは全体の半ばである」というプラトンの言葉があります。はじめてしまえば半分終わったも当然という意味の言葉ですが、それだけ行動しはじめることが困難であると言えます。早い段階からスタートさせることで全体像が分かり効率が高くなります。早く取り組むことで速くタスクを終えることができるためラストスパートの方が効率的と考えている人はぜひロケットスタートも試してみるようにして下さい。
行動力を高める方法(実践)
今できることはすぐにやる習慣をつける
ここからはより実践的な内容についてご紹介します。まず最初に身につけることは今できることをすぐにやる習慣を手に入れることです。例えば私は5分以内にできる作業であれば後回しせずにすぐにやるようにしています。この習慣を身につけてから歯磨きや皿洗いなどの作業もすぐできるようになりました。具体的なテクニックについて解説していきます。
・ハードルを下げる
・小さなタスクに分割する
・If-thenプランニングを決める
すぐやる習慣を手に入れるためにやるべき作業のハードルを下げる必要があります。例えば、いきなり富士山に登ることは困難ですが近所を散歩することは比較的容易にできるはずです。このようにやるべきことが自身のレベルにあっているかを確認して、あっていない場合はハードルを下げたりタスクを分割するようにしましょう。問題集を解く場合では、10問解くと考えず最初の2問だけやるといった風に考えるようにしましょう。
また、ついダラダラしてしまって行動に移せないという方にはIf-thenプランニングがオススメです。If-thenプランニングとは簡単にいうとある状況になったときにするべきことをあらかじめ決めておく手法です。例えばご飯を食べたら歯を磨く、朝起きたら顔を洗うというようなものが該当します。私はお風呂から出るとそのまま机に向かって座るようにしています。この習慣を手に入れて夜の時間を有効活用することができるようになりました。
最初の難しいかもしれませんが、回数を繰り返す内に自然と行動に移せるようになると思います。「とりあえずやってみる」という習慣は行動力の基礎的な要素なのでぜひ最初の段階で身につけたいところです。
優先順位を意識したスケジュールを立てる
行動力を手に入れるためには優先順位を意識したスケジュールの立て方が必要です。私は朝起きて作業に取り掛かる前に必ず今日1日にやるべき作業の優先順位をつけるようにしています。スケジュール管理を円滑に行うため以外にも優先順位をつけるメリットは様々存在します。
・今何をやるべきか明確になる
・重要事項から着手できる
・達成感が得られモチベーションが上がる
まず第一に優先順位をつけることで今自分は何をしたらいいのかが明確になります。よく「たくさんやることがありすぎて何から手を付けていいのか分からない」といった経験をされた方はいるのではないでしょうか。優先順位をつけることによって今自分が集中するべきことが明確になるためより高い集中力で作業に打ち込むことができます。
また、優先順位をつけることによって1日の終わりに「今日はこれだけ頑張った」という達成感を得られます。もし重要度の低いタスクばかりをやって1日を終えると「今日はあまり重要な作業ができなかったな…」という風に感じてしまい気分が落ち込んでしまいます。
繰り返しになりますが、優先順位を決める目的は今何をするべきかを明確にすることです。先のことを考え始めてしまうと様々な問題が頭をよぎり集中できなくなってしまう恐れがあります。「とりあえず今はこの作業に集中しよう!」と思えるようになるのが理想的なので先のことを考えすぎてしまう人はぜひ優先順位を意識したスケジュールを組み立ててみてはいかがでしょうか。
感情よりも行動を優先させる
行動を行う上で「面倒くさい」という感情はやっかいな存在です。この感情と正しく向き合うことが行動力向上の秘訣です。ここである塾講師のエピソードについてご紹介します。ある塾講師の方が指導している生徒を注意深く観察していたところ、勉強の苦手な子供は宿題に取り掛かる前に「量が多くて大変だな」といった感情を抱くのに対して、勉強の得意な子供はとりあえず宿題にとりかかって後から「この課題は難しいな」という感情を抱くことを発見しました。
人間はつい理性よりも感情を優先させて行動に移してしまいがちですが、面倒な理由を探し始めればキリがありません。これは人間の脳には防衛本能があり何かを始めない方が安全であると判断してしまうためやらない理由をすぐに探し始めてしまうことが原因しています。そのため、感情を抱くより前に行動に着手する必要があります。「それができれば苦労しない!」と思われるかもしれませんが、ここでとっておきのテクニックを紹介します。
・姿勢を整えて目を閉じる
・ゆっくり5秒数える
・目を開けて作業に取りかかる
たったの3ステップです。こんなに簡単にできるのかと思われるかもしれませんが、非常に効果的なテクニックです。この作業を習慣化させることでネガティブな感情が湧き出る前に行動に着手することができます。最初の内はご飯を食べる前や外出する前など簡単にできる作業から上記のテクニックを試してみましょう。そうすると「5秒数えたら作業を始めるんだ」と脳が解釈するため行動に移る前に感情を切り離すことができます。「感情→行動」の順番ではなく「行動→感情」ということだけでも覚えておきましょう。
「とりあえずやってみる」を大切にする
なかなか行動に移せない人の中には「分からないことが多いから一通り調べてから取り掛かる」という人がいます。確かにその考え方は間違えではありません。実際に重要な意思決定を行う場合では慎重に議論を重ねる必要があります。しかし、重要度がそれほど高くない作業の場合はすぐ行動に移した方がよいことが多いです。ここで完璧主義よりも行動主義の方がよい理由について解説します。
・実際に行動してからはじめて気づくことが多い
・軌道修正を比較的簡単に行うことができる
・行動することでやる気やモチベーションがあがる
意外に思われるかもしれませんが、行動主義のよい点には気づきや学びが多く得られることが挙げられます。入念に調べた方がより正確な知識を得られるという考え方もできますが、実際にやりはじめてみて初めて気づくことも多いです。自動車の仕組みや成り立ちについて調べるよりも、実際に運転してみた方が気づくことが多いのと似ています。
また、行動することによって「失敗したらどうしよう…」という感情もなくすことができます。実際には予想だにしない問題やトラブルに見舞われることがあります。それらを事前に想定して対処することは非常に時間がかかり膨大な労力がかかります。ある程度想定できるものならよいのですが、細かいトラブルについては実際に行動してみてから対処すれば問題ありません。そのため、実際に行動してみてから問題が生じたらその都度方針を変更するといった方が結果的に速く問題に対処することができます。
それでも不安に感じてしまうという人には「あえてバカになってみる」という方法もよいです。先のことを考えすぎてしまうと身動きがとれなくなってしまうためあえてバカになることで今目の前のことに焦点を合わせるようにしましょう。それらの具体的な事例については4章で詳しく説明します。
行動した後にご褒美を用意しておく
行動に移すための最初のステップとして「これが終われば好きなことをしよう」というようにご褒美を用意しておくことが効果的です。この方法は初心者の方に向いているのでどうしてもなかなか行動に移せないという方はぜひ試してみて下さい。私は次のようなご褒美を用意することによって様々な習慣化に成功することができました。
・早起きしたら好きなマンガを読もう
・1時間勉強したらゲームで遊ぼう
・家事が終わればデザートを食べよう
・運動の後には好きなビデオを見よう
注意点としては、ご褒美に没頭しすぎないようにしましょう。例えばご褒美のゲームで2時間熱中してしまうと後ほどの作業に支障が発生してしまいます。ポイントとしては10分から30分程度で終わるようなご褒美がオススメです。
集中できる環境を整える
「いざ行動しよう!」と思っても環境が整っていないと集中して取り組むことができません。パソコンで資料作成をしようとしても机の上が散らかってたりするとそれだけ作業に取り掛かることが困難になってしまいます。必ず集中できる環境を整えておくようにしましょう。特に、「今からやろう」と思ってから「実際に作業をはじめる」までの時間を減らすように意識してみましょう。
参考までに、勉強に集中できる環境について別の記事でまとめているためよければ参考にしてみて下さい。
作業の中に遊びの要素を取り入れる
作業の中に遊びの要素を取り入れることで「やらないといけない」という感情を弱めることができます。人間は「〇〇するべき」という考え方をしてしまうと脳のエネルギーを消耗すると言われています。また、楽しいことかつ実現可能なことなら習慣として定着できることも明らかになっています。しかし、実際には楽しくない作業が大半を占めると思われます。
そこでオススメなのがタイムアタックです。そうすればいつもよりも速くできるのかを考えることで、単純な作業から工夫して考える作業に変えることができます。加えて、タイムを短縮するためには様々な視点で考え、工夫しないといけないため楽しめる効果が期待できます。単純な料理であっても「包丁ではなく自動調理器を使えば短縮できる?」や「作り置きしておけば楽にできるのかな?」といった視点で考えるといつもと違った観点で作業に取り掛かることができます。
できたことをメモする
行動できたことや新しく挑戦したことはぜひメモをとっておきましょう。できたことをメモするメリットは次の通りです。
・成長を可視化することでやる気が上がる
・自己肯定感や自信を高めることができる
・成功体験を積み重ねることができる
メモをとることによって自分が何をしたのかを客観的に捉えることができ、どれだけレベルアップしたのかをより詳しく把握することができます。そのメモを毎日とることによって「自分はこれだけ頑張った」「どんどんチャレンジできるようになれた」という実感が湧き自信が身につけます。何気なく1ヶ月前の自分を振り返ってみて「1ヶ月の間にこれだけ自分は成長できた」と思えるようなれば理想的です。
ポイントとしては「何日連続でできた!」というメモよりも「何日間できた!」という風な記録をとるようにしましょう。毎日継続することはよいですが、体調不良やモチベーションの上がらないときもあるため連続で続けることは非常に難しいです。「3日連続で頑張ったけど途切れてしまったからやる気がなくなった…」というのがよくある失敗パターンなので、それよりも「1か月の間に20日も頑張れた!」という風に記録することでどれだけ努力を積み上げることができたかを把握するようにしましょう。
周りを巻き込む、宣言する
「やろうと思ったけど実行に移せない…」という場合は、何をやるかを周りに宣言するという手段があります。例えば、今年一年で10 kgダイエットすると決意しても誘惑に負けて実行できなくなることは多いです。そこで、家族や友達に対して「今年一年で10 kgダイエットを成功させてみせる」と宣言することによって退路を断つことができます。周りに自分の決意を伝えることで意思の力が高まり行動に移しやすくなります。
また、ブログやSNSで「今日は4kmランニングできた」「野菜をたくさん摂れた」といった報告をすることもオススメです。周りからの暖かい励ましの言葉でやる気になる効果が期待できるため1行だけでもよいので周りの人に発信してみるとよいでしょう。
実例紹介
仕事終わりに東京へ行き始発でイベントに行く
ここからは行動力のある人の実例をご紹介します。まずは私の友人の話です。
「東京でイベントがあるから一泊させてほしい!」と友人から連絡がありました。どうやらアニメのイベントが開催されるようで宿泊施設として私の住んでいる部屋に泊めてもらいたいとのことでした。実際に東京へやってきたのが仕事が終わった後の0時ということも驚いたのですが、なんとその友人は翌日始発でイベント会場へ向かいました。部屋への滞在時間は約4時間ほどでした。しかも前日夜遅くまで仕事をした状態だったので凄まじい行動力だなと関心しました。「大好きなアニメのためならどんなこともできる!」という情熱が行動力の源になっているのだと実感しました。
新幹線に乗って本を購入する
Twitterからの引用ですが、新幹線に乗って新刊を購入した方のご紹介です。普通に考えれば新幹線代を支払ってまで本を購入することは考えられませんが、「絶対今日読みたい!」という熱意があったからこそ居ても立っても居られず新幹線を使ったのだと思われます。損得勘定で考えてデメリットの方が大きいと考えれば行動に移さないのが通常ですが、それ以上に読みたいという気持ちが勝った例だと感じました。あれこれ考えて行動に移せない人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
行動力の化身 pic.twitter.com/Q4gwXLhyaw
— ツイッター歴史bot (@rekishi_bot__) May 20, 2020
骨川家の行動力
骨川家のこの行動力を見習いたい pic.twitter.com/0K4IpN7DGc
— もにゃゐずみ (@Monyaizumi) June 9, 2019
次はドラえもんからの紹介です。札幌ラーメンが食べたいと思い、その足で飛行機に乗って食べに行くという考えられないような行動力を発揮しています。「思い立ったらすぐ実行するのがうちの家族なんだ」というセリフのように骨川家では即実行が習慣として身についていると推測されます。重要度の低い趣味や娯楽については即実行してもデメリットは少ないため、このフットワークの軽さは見習いたいものです。
オススメの本5選
0秒で動け
こちらの本はタイトルの通り即行動するための方法論がまとめられている一冊です。「そもそも行動力がない理由は何なのか」「行動するための具体的なステップ」について詳細に解説されています。特に下記の3つの方法が印象的です。
・自分なりの結論をすぐ着想する
・仮説を組み立てる
・自信を持って踏み出す
それぞれが重要な要素なので自分に不足していると感じる能力を高めることができれば行動力は自然と身につくと思われます。「自分なりの軸があれば即断できる」という言葉は非常に共感できる内容です。また、「情報は一定程度集めたらすぐ行動に移すべし」というアドバイスは準備に時間をかける人に知ってもらいたい内容です。
すぐやる!行動力を高める科学的な方法
この本は科学的なアプローチから行動力を高める方法が詳細に解説されております。他の本と比較してデータや研究に基づいた理論が述べられているので信頼性は高いと言えます。本書の内容を一部紹介します。
・視界に作業と関係のないものを置かない
・次の行動を予想できるまで前の行動をやめない
・能動的に行動を制御できているか確認する
よく机で作業をしているときに近くにスマートフォンを置く人がいますが、集中力を高めるという観点では効果的とは言えません。「もしかしたらメールが来ているかもしれない…」と思いつい手を伸ばしてしまうことにより注意力が散漫になるためです。作業をするときはスマートフォンを視界に入れないようにすると効率アップが期待できます。
また、次の作業をほんの少しだけやってから休憩するのも効果的と紹介されています。これは次の作業を行うことによってこれから自分が行う作業が予想できるようになることで集中力の低下を防ぐ効果が期待できます。また、途中で作業をやめることで「残っている部分を終わらせたい」という気持ちが生じて行動に移すことができます。
客観的なデータを基にした行動力について知りたい方はぜひ本書を参考にしてみて下さい。
自分を操る超集中力
「集中力が5分しかもたない」「一回休憩したら1時間休んでしまう」といった人にオススメなのがこちらの本です。集中力の正体からはじまり集中力を高めるための環境や時間術まで網羅されており本書を読むことによって高い集中力を保って行動に移すことが可能になります。各テーマ毎に幅広くデータがまとめられており、参考になる箇所が多いです。特に集中力を高めるテクニックについては7つのポイント(場所・姿勢・食事・感情・習慣・運動・瞑想)に分かれて解説されているため気になった部分から自身の生活に取り入れることが可能です。
集中力を高めて作業に没頭したいという方はぜひ読んでみて下さい!
習慣が10割
こちらの本は習慣についてまとめられておりどのようにすれば習慣化に成功するのかが具体的かつ分かりやすく紹介されています。普段あまり本を読まない人でもサクッと読める内容にまとめられており図解も充実しております。参考までに本書の内容を抜粋します。
・小さな習慣を積み重ねる
・習慣=思いの深さ×繰り返し反復
・ゲーム感覚を取り入れる
・習慣化したい作業の1個前の習慣を決める
「脳が楽しいと感じることは習慣化しやすい」という内容が興味深く、普段の生活にも取り入れやすいです。私の場合ですが文章を書くタスクを行うときには時間と入力文字数を計測することで執筆速度を知るようになりました。こうすることによって単なる作業ではなくタイムアタックの要素として執筆を楽しめるようになりました。
習慣化について概要を知りたいという方に読んでもらいたい一冊です。
結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる
本書は「そもそもすぐやるメリットは何なのか」「行動に移せない場合はどのように対処するべきなのか」といった疑問を解消するのに効果的です。他の本と比較して人にスポットを当てている点が特徴的で行動できない人はどのような姿勢・態度・考え方をしているのかが詳細に書かれています。
「1日の終わりに今日は頑張ったと思える作業を優先して取り掛かる」「ゴールに到着するための見取り図を制作する」「行動することによって不安は払拭される」などのアドバイスが紹介されており参考になりました。どちらかと言えば抽象的な内容が多いため行動力について全体像を把握したい人にオススメしたい一冊です。
おわりに
行動力についてまとめてきましたが、参考になる内容はありましたでしょうか。行動すること、すぐに実行に移すことのメリットは感じて頂けたかと思うのであとは実際に動き出すだけです。行動することによってうまくいかないことや失敗することもあるでしょう。しかし、人間は失敗から学ぶことで大きく成長することができます。実際にやってみて気づくことも多いためぜひ行動に移すことを重視して普段の生活を送って頂ければと思います。この記事を読んで新しいことにチャレンジしたいと感じて頂けた方がいましたら非常に幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました!
・行動に移すことで知識が増え不安も解消される
・マインドと実践で行動力を高める