毎月の生活費を抑えたいけど食費が高い…
どうすれば節約できるんだろう?
食費を抑えるためテクニックがあります!
具体的な方法をお伝えします!
この記事では毎月の食費を可能な限り安くするためのテクニックを解説します。
「毎月の食費が高くて生活費がカツカツ…」「自炊はしているけど予想以上にお金がかかってしまう…」という悩みは一人暮らしの方に多いのではないでしょうか?私も食費の高い時期が続き、どうすれば安く抑えられるのか自分なりに調べて実践したところ約30%毎月の食費を抑えることに成功しました!
この記事を読むことで食費の抑え方の基本からしてはいけないNG節約術を知ることができます。「食費を安くしすぎると不健康になるからよくない」という意見があります。私自身もこの考え方に賛同します。 それでも毎月の生活費が厳しく食費を抑えるしか方法がない方もいるため、してはいけない節約法も一緒にご紹介します。それでは食費を抑える基本方針から解説します!
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
基本方針
価格と栄養素を基準に食品を選ぶ
食費を抑えるときによくありがちなのが「とにかく安い食品を使う」というものです。例えばもやしやうどんなど価格の低い食品ばかりを使って自炊することを指します。確かにこの方法なら毎月の食費を抑えられるかもしれませんが、長期的に見て栄養が偏り健康を損なうリスクが高まります。ただ安いものを買うのが節約術ではありません。食品を買うときは価格に加えて栄養素も基準に選ぶようにしましょう。
ここで簡単に栄養素の解説をします。健康を維持しつつ節約するためには五大栄養素をバランスよく摂取する必要があります。五大栄養素とは炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンの5つです。ここで個人的に栄養素別のオススメ食品をご紹介します。
炭水化物 : 玄米、そば、パスタ
脂質 : ごま、ナッツ類
たんぱく質 : 魚、卵、ささみ
ミネラル : わかめ、のり、ひじき
ビタミン : レバー、きのこ類、バナナ、乳製品
これらの食品は栄養素が高いため積極的に摂取するようにしましょう。詳細は下記の本に分かりやすく解説されているため気になる方はお読みください。
毎月の支出と内訳を把握する
食費を抑えるための第一歩として、毎月どれぐらい食費に使っているのかを把握しましょう。その際に食品毎に費やした金額をまとめておくと分かりやすいです。まとめ方の簡単な例をご紹介します。
・お米 : 8000円
・肉 : 10000円
・魚 : 12000円
・野菜 : 14000円
・乳製品 : 4000円
・ビール : 4000円
・その他 : 2000円
整理する目的は自分が何にどれぐらいお金を使っているのかを知ることで節約できる食品を見つけることです。上記は食品毎に分けましたが、自炊と外食という分け方で整理してもよいでしょう。
買い物リストをつくってまとめ買いする
スーパーで買い物をするときのポイントとして、必要なものを必要な量だけ買うことが挙げられます。オススメは週のはじめに1週間分のメニューを決めることです。あらかじめメニューを決めておくと余分なものを購入しなくて済みます。私は月曜日に魚、火曜日に肉、水曜日に麺類といった風に曜日ごとに料理のジャンルを決めています。スーパーにいってついつい買いすぎてしまう人はぜひ参考にしてみて下さい。
お得なサービスを活用する
自炊、外食に限らずお金を使うときはお得な制度を利用しましょう。以下に節約できるオススメ制度をご紹介します。
・キャッシュレス
・ポイントカード
・ふるさと納税
・クーポン
ポイントカードはお店によっては5倍デーなど独自のキャンペーンが開催されていることもあるのでチェックしてみて下さい。また、ふるさと納税で米や野菜を手に入れる方法もあります。ふるさと納税についての詳細は別の記事にまとめたのでよければ参考にしてみて下さい。
自炊編
食品ごとの値段の相場を把握する
食費を抑えるためには自炊が必要不可欠です。自炊をするためにスーパーで食品を購入しますが、高い値段で購入するのを控えるようにしましょう。特に野菜は値段の変動が激しいので相場を把握して高い野菜は別の野菜で代用するようにしたいです。食品毎の価格の目安を簡単にご紹介します。
・米 : 3000円~4000円
・肉 : 100円~300円
・野菜 : 100円~200円
・魚 : 100円~300円
住んでいる地域やスーパーによって値段は変わるため定期的にチェックするようにしましょう。
節約レシピを覚える
自炊をしていても食費が抑えられない方は節約レシピを作るように意識してみましょう。例えば、1食300円以内に抑えるためにはどのような食品を使えばよいのかを考えてみましょう。その際に注意してほしいのが栄養素です。極端な例になりますが、うどんやもやし炒めばかりを食べていれば簡単に食費を抑えることができます。しかし、栄養が偏るため健康に悪影響が及ぶリスクがあります。ここでは、効率的に栄養を摂取するための調理法をご紹介します。
・野菜は短時間で茹でる
・電子レンジを使う
・スープを作る
野菜を長時間茹でてしまうとビタミンが水分として流れ出てしまいます。そのため、短時間でサッと調理することが栄養素を効率よく摂取するポイントです。また、調理法としてオススメなのがスープです。スープは液体内に栄養素が豊富に含まれるため野菜の栄養素を十分活かすことができます。節約レシピを作るときは値段に加えて栄養素も重視しましょう。
作り置きを有効活用する
特に一人暮らしの人にオススメなのですが、自炊をする場合は作り置きを活用しましょう。作り置きをすることのメリットは以下の通りです。
・調理する回数を減らせる
・食品をムダにしなくて済む
・献立を考える手間が省ける
・野菜を多く食べれる
節約する上でのメリットは食品を捨てることなく活用することで金額を抑えられる点です。「この野菜半分だけ使ったけど腐ってしまったな…」ということが起こらないようにするためにも作り置きをしましょう!作り置きに関しては以下の本が参考になるので読んでみて下さい。
お得なスーパーを把握する
健康を維持しつつ上手に節約するためには食品一つ当たりの購入単価を下げることが効果的です。そこでオススメなのが業務スーパーとドラッグストアを利用した買い物です。たくさん食べるという方や家庭のある方は業務スーパーでたくさん購入することで購入単価を下げることができます。また、ドラッグストアでは朝食用のパンや冷凍食品がお得に購入できます。ドラッグストアはクーポンやセールが充実しているため有効活用するとかなり節約することができます。
外食編
外食をする基準を決める
食費を削減する上で重要なことはできるだけ外食をしないことです。しかし、全く外食をしないと生活の質を低下させてしまう恐れがあります。そこでオススメなのが外食するときの基準をあらかじめ決めておく方法です。例えば、「仕事が忙しくて自炊する時間がない」という場合や「お祝いごとがあってゆっくり食事を楽しみたい」などの場合に外食をすると決めておくと余計な外食をしなくても済みます。ポイントは自炊よりもお金を払う価値があるのかどうかを検討することです。外食は時間の節約や幸福な時間を生み出せるため、どのようなときに外食を利用するか自分なりに考えてみましょう。
株主優待を活用する
外食する場合は株主優待を有効活用しましょう。「投資なんて難しくて分からない」という方はメルカリなどのフリマサイトで購入するのも一つの手です。例えば、マクドナルドの株主優待はバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの引換券がもらえます。フリマサイトでは6枚セットが4000円前後で販売されているため普段よく行かれる方は購入してみてはいかがでしょうか。私はファストフードと居酒屋で株主優待を使うことが多いです。
覆面モニターでお得に食べる
格安で外食をする方法として覆面モニターに応募する方法があります。覆面モニターとはお店の料理やサービスをお客さんとして評価する仕事を指します。例えば、店員さんの態度はよいのかやトイレが清潔に保たれているのかなどの評価を行います。料金が30%オフされたりよい条件の場合は100%無料で料理を楽しむことができるのでぜひ応募してみてはいかがでしょうか。覆面モニターはファンくるやハピタスで募集しています。
食費を減らすテクニック
サブスクを利用する
ここからはマニアックなテクニックのご紹介です。最近話題になりつつあるのがフードロス応援を目的としたサブスクです。賞味期限間近の食品を格安の値段で手に入れることができるサービスが広がりつつあります。飲食店側は廃棄を少なくすることができ、利用者側はお得な値段で商品を購入できるためWin-Winの関係です。他にも、特定の居酒屋で食事をする場合に限って定額で飲食することができるサービスも登場しているため興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
食費2万というワードがトレンドになってますが、大阪ではランチと晩ご飯を月額7,770円で通い放題のサブスクがあります。
— しげ@節約お兄さん (@shige_ecobro) July 14, 2020
1日2回まで、全54店舗で様々なお店を楽しめます。 pic.twitter.com/Xn3slfJGUh
朝食の量を増やし昼食の量を減らす
「昼食にかける値段が高いけど弁当は作れない…」という方にオススメなのが朝食の量を増やす方法です。朝食の量を増やして昼食の量を減らすメリットは以下の通りです。
・朝から活発に行動できる
・昼食の値段を抑えられる
・午後の作業に集中しやすい
・空腹状態で夕食を食べられる
私も実践していますが、午後の集中力が高まった実感があります。以前なら昼食後はお腹が一杯で眠たいことがよくありましたが、昼食の量を減らすことで午後にも集中できるようになりました。節約したい方はもちろん作業効率を高めたい方にもオススメです。
1口あたり30回噛む
食べる量が多くて食費がかかるという方はぜひ1口にかける時間を増やしてみましょう。胃から脳の満腹中枢に信号が伝わるまでに20分かかると言われているため、最低でも食事には20分かけたいところです。また、1回あたり30回よく噛むことによってお腹が一杯だと感じやすくなります。スマホを食べながら食べている人は、食事だけに集中してゆっくり味わいながら食べてみましょう。
禁断の節約テクニック
栽培/採集する
ここから先はマネすると危険なNG節約術です。食費を浮かせる大胆なテクニックとして自分で食材を作る方法があります。また、野生に生息している実やキノコを採集するのも一つの手です。いずれも時間と労力の割に得られる食品が少ないため絶対にお金を使いたくないという人にしかオススメできない方法です。また、野生のキノコは毒を含んでいるリスクもあるため非常に危険です。
廃棄弁当をもらう
コンビニでアルバイトをして廃棄弁当をもらうことで食費を抑えることが可能です。この方法ならお金をかけずに食事ができますが、コンビニ弁当であるため栄養が偏るリスクがあります。また、廃棄弁当であるため自分で食品を選べないのも難点です。どうしても食費を浮かせたい学生やフリーターの方には一考の余地があります。
大学の学食を食べる
近くに大学がある場合は食堂で安く食事をすることができます。大学の食事は300円~400円とリーズナブルな値段で提供されており栄養バランスも考慮されているためオススメ度は高いです。もし近くに大学がある場合はぜひ通ってみる価値ありです。なお、大学に立ち入る際は必ず許可をとってから入るようにしましょう。
1日1食にする
食費を抑えるシンプルかつ究極な方法は食べないことです。1日1食しか食べないことで単純計算すると1/3まで食費を抑えることが可能です。ただし、摂取できる栄養が極端に下がるため健康を重視したい方はこの方法に頼らず節約することをオススメします。1日1食の効果や健康上の問題などは所説あり有効であると言い切れないため他に節約することができずどうしても食費を抑えたいという人だけ1日1食にするようにしましょう。詳しくは以下の本に書かれているため興味のある方は参考にしてみて下さい。
おわりに
食費を抑える方法をご紹介してきましたが気になる方法は見つかりましたか。現実的なものから奇抜なアイディアまでご紹介してきましたが「これならできそう!」というものから取り入れてみましょう。その際に守って頂きたいのが栄養と楽しさを犠牲にしないことです。食事は単にエネルギーを摂取するためだけでなく体調を整えたり仲間と豊かな時間を過ごす役割を果たしています。栄養と楽しさの観点を守った上で楽しく節約ライフを送って下さい!最後まで読んで頂きありがとうございます!
・栄養を重視した料理をつくる
・外食する条件をあらかじめ作っておく