「友達や初対面の人と上手に会話できない…」
「1対1で会話しているときに話題がなくなる…」
上手に会話するためのテクニックがあります!
具体例を交えて紹介してしたいと思います!
学生から社会人まで幅広い方がコミュニケーションについて悩みを抱えています。
その中でも「ちょっとした会話はできるけど面白く楽しい会話をすることが苦手」という人は多いのではないでしょうか。私も以前は会話が苦手で弾まないことが多かったのですが、自分なりに会話術を研究して初対面の人とも気兼ねなく会話できるようになりました。
この記事では初対面の人でも楽しく会話をするための方法をご紹介します。コミュニケーションについて悩みを抱えている方に向けて書いた記事なので基本的な内容が多いですが良ければ参考にして下さい!
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
コミュニケーションは聞き上手から
相手に話してもらうことが一番楽
会話は大きく分けて2つの要素で構成されています。それは聞くことと話すことです。
コミュニケーションでは話す能力ばかりに注目が集まりますが、楽しく会話をするためには聞く能力を高めることが効果的です。なぜなら、会話は複数人で行うため話すことよりも聞くことの方が圧倒的に多いためです。
芸人のような面白い会話ができなくても、相手の話を聞き話題を広げるだけでも楽しく会話をすることができます。まずは自分が面白い話をするのではなく、相手から面白い話を引き出す能力を身につけましょう。
聞き上手になるための反応ワード
聞き上手になるためには、「あなたの話を聞いていますよ」ということを相手に理解してもらう必要があります。ここで私が普段使用している反応ワードの例をご紹介します。
・それってすごく難しいんじゃないの?
・そうなんだ!へぇ~すごいな
・すごく面白そう!/楽しそう!
・それってどうやってするの?
また、オウム返しも有効な方法です。相手の言った単語を織り交ぜて返事をすることで反応を示しましょう。
ノンバーバルコミュニケーションの重要性
聞き上手になるために必要な要素がもう一つあります。それはノンバーバルコミュニケーションと呼ばれるものです。ここで一例をご紹介します。
・うなずき
・表情
・態度
・声の抑揚
等々…
会話をするときには、ただ話を聞くだけではなく適度にうなずいたり微笑んだりすることをオススメします。この方法は会話が苦手な人でもすぐ試せるテクニックのためオススメです。
ここまでで具体的なテクニックを紹介してきましたが、もう少し全体的な話を知りたいという方は関連記事がございますのでそちらを参考にして下さい。
話すのが苦手なら話題を引き出す
相手に好きなことを話してもらう
ここでは更に聞き上手になるための方法をお伝えします。それはズバリ相手に好きなことを話してもらう方法です。
好きなことなら自然と話せるものです。私も趣味や熱中していることなら10分、20分と語ることができます。もし話題に困ったら、相手の趣味や興味のあることを聞いてみましょう。
会話を弾ませる質問テクニック
相手の好きなことを聞くのが良いと言っても、自分が知らない分野である可能性はあります。よく分からないという態度では思うように会話は弾まないでしょう。
その場合は純粋な気持ちになって自分が気になったことをストレートに聞いてみましょう。
質問例
・その趣味っていつ頃から好きなの?
・好きになったきっかけってある?
・一番思い出に残っている経験って何?
・どうやって始めるの?
ポイントとしてはエピソードにまつわる質問をすることです。エピソードに関して聞けば体験談を語ってもらえるため自然と会話が広がります。
話題を提供して会話を弾ませる
会話の基本は連想ゲーム
聞く能力が身についたら次は積極的に会話の輪へ入ってみましょう。
普段行われる会話は連想ゲームのように話題が展開されていきます。そのため、上手に会話ができる人=話題の連想が上手と言えます。ここでよくある会話の一例をご紹介します。
Aさん「この前沖縄に二泊三日で観光した!」
Bさん「いいね!私は来週旅行に行くから新しくカメラを買ったよ。」
Aさん「昔旅行中にカメラをなくしたことがあるから気を付けて!」
Bさん「ありがとう!」
このように「旅行→カメラ→落とし物」といった要領で会話が進行しています。連想が苦手な人は連想トレーニングを普段からしてみることをオススメします。
・飛行機
・観光名所
・ホテル
・写真
・時差ボケ
・お土産
・ツアーガイド
このように一つの単語から様々な話題へ展開することが可能です。会話が苦手な人はこの連想の引き出しが少ないことが多いため練習して話題の引き出しを増やせるようにしましょう!
会話が途切れたときの対処法
会話を連想させたとしても話題がなくなってしまうことがあります。特に普段からよく話している人との会話では話題が尽きることが起こります。そんなときは次の3つのパターンで話題を作りましょう。
①昨日あったニュース
「そういえば、最近~」からはじめてニュースを紹介する
②最近経験したこと
「この前、帰り道で~」という切り出し方で話す
③観察して気づいたこと
「散髪した?」という風に観察して気づいたことを伝える
話題がなくなったときは新しく会話を始められるチャンスです!パターンを知っていれば沈黙は怖くありません!
話の面白さで相手を惹きつける
エピソードを話すときは掴みが重要
聞くことにも慣れ、会話も弾むようになったら次は自分から話すようにしてみましょう。こんなことがあった/こんな経験をしたというエピソードを話すときは掴みを意識して話すととても盛り上がります。
・スーパーに行ったら出入り禁止になって~
・夜中の3時に家のインターホンが鳴った
・宝くじに当選するより交通事故に遭う確率の方が高い
このように、一番最初に「面白そうな話だな」と思われることができれば自分のペースで会話を進めることができます。一番最初が重要ということだけでも覚えておきましょう!
いろいろな経験をする
人を惹きつける話をするためには様々な経験をしておいた方が有利です。普段から多くのことに興味、関心をもって実際に行動してみることで経験は身につきます。
・国内旅行/海外旅行
・遊園地/水族館
・人気ラーメン店
・VR体験
・地元のイベント
等々…
経験を身につけることは会話だけではなく人生を豊かにします。話のタネに一度気になっていたイベントや施設に行ってみてはいかがでしょうか。
失敗エピソードは共感を生む
たくさん経験をすることのメリットに、失敗できる点があります。
失敗は悪いことという考え方がありますが、見方を変えれば成長できるきっかけになります。また、人は成功した話よりも失敗した話に魅力を感じます。
・株の信用取引で300万円損をした話
・街コンに行ったら参加者が一人だけだった話
・メルカリで購入した商品が写真と全く違った話
どの話も詳細を知りたくなるようなエピソードだと思いませんか。失敗した話はクスっと笑えて共感できるという点がオススメです。
一度過去を振り返ってみてどんな失敗をしたか思い出してみましょう。
多人数の会話を楽しむ
多人数の会話は瞬発力が重要
最後に多人数で会話する場合のテクニックについてご紹介します。
「会話がどんどん進んでいって会話の輪へ入れない…」という経験をされた方はいるのではないでしょうか。多人数の会話はコミュニケーションが上手な人ばかり話す傾向があります。
なぜこのようなことが起こるかというと、コミュニケーションが上手な人は話題に対する反応速度が速いためです。1対1の会話と違って反応速度が求められることを覚えておきましょう。
分からない話題はチャンス
多人数の会話でよくあるのが「知らない話題で盛り上がって会話に入れない」というパターンです。そんなときは5W1H+感情を尋ねる質問をしてみましょう。
将棋クラブへ行ったら偶然プロがいて指導対局をしてもらった
→ What「指導対局って練習のことですか?」
Where「どこの将棋クラブに通ってるのですか?」
Who「そのプロの人って強いのですか?」
感情「プロと対戦できるって楽しかったんじゃないですか?」
このようにあまり知らない話題であっても5W1H+感情の質問をすれば会話へ加わることができます。知らない話題でも会話は楽しめることを知っておきましょう!
おわりに
楽しく会話を行う方法についてまとめました。会話の目的はお互いのことを知り、コミュニケーションを楽しむことです。普段の何気ない会話から相手と仲良くなることができるため、会話を楽しみながら交流を深めましょう。
すぐに実践できなくても問題ないので少しずつステップアップして会話の輪へ入れるようになりたいですね。会話に関するオススメの本も別の記事でまとめたのでよかったら参考にして下さい!
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