プレゼントの選び方って難しいな…
どうすれば相手に喜んでもらえるモノを贈れるのかな?
思い出になるプレゼントを贈りたいですよね!
毎月プレゼントしている私が考えた商品選びのコツを紹介します!
この記事ではプレゼントを贈るときの商品選びのコツやポイントを実例入りでご紹介します。
「プレゼントを贈りたいけど何を買えばいいのか分からない…」「プレゼントを贈るときって何を考えないといけないの?」という悩みをよく耳にします。私自身も昔はプレゼントを選ぶときに苦労していましたが、毎月家族や友人にプレゼントをするたびに喜んでもらえるコツが少しずつ分かってきました。
この記事を読むことによってどんな商品を選べば相手に喜んでもらえるのかや、商品選びの際のテクニックを知ることができます。「感謝の気持ちでプレゼントを贈ろう!」という方や「ホワイトデーのお返しにプレゼントしよう!」という方にオススメですのでよければ参考にしてみて下さい!
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
プレゼントを贈る相手を知る
どんな人なのか確認する
プレゼントを贈るときにまず最初にするのが相手のことをよく知ることです。相手のことを深く知ることができれば自然と贈るべきモノが何かが分かってきます。ここで押さえておきたいポイントをまとめます。
・性別、年齢
・出身地
・好きなものの傾向
・好きな色
・趣味や最近ハマっていること
・苦手なもの
これらのポイントを押さえておけば大まかな方向性は決まります。相手のことを知っていれば知っているほどプレゼントする商品の選択肢が広がるのでまずは情報収集をから始めましょう。例えば過去に会話した中で熱く話していたことは何かや最近なくて困っているものはないかなどを思い出してみましょう。また、贈る相手の友達に相談するというのも効果的な方法です。この事前の情報収集は最初かつ重要なことなので時間をかけて行いましょう!
相手のことをよく知らなければ定番アイテムを贈る
相手のことを知ろうと思っても中々できない場合があります。仲のよい人が誰か分からなかったり一度も会ったことのない人へ贈るといったケースです。そんなときはハズレの少ない人気商品や話題商品から選ぶようにしましょう。例えば卒業する先輩へ贈るものと言えばネクタイ、母の日に贈るものと言えばカーネーションといった定番アイテムを選ぶのがよいです。
一番良いのは相手が受け取って嬉しいと感じるものを選ぶことですが、分からない場合は多くの人に支持されている商品を選ぶようにしましょう。ここでのポイントは100点を目指すのではなく80点以下をとらないようにすることです。100点を狙いにいくとそれだけマニアックなものや気に入らない恐れが生じるため無難なアイテムを購入するようにしましょう。
予算を決める
相手との関係やシチュエーションに応じて決める
次に予算についてですが、これは相手との関係性やシチュエーションに応じて決めるようにしましょう。例えばある日突然家族に5万円もする高級寿司を御馳走するとなった場合、「何事?」と不審に思われる可能性が高いです。逆に、卒業式であったり還暦祝いと言った大きなイベントではそれなりの予算を準備することが望ましいです。
一概にどれぐらいの値段が良いとは言えませんが、自分の出せる金額の範囲内でなおかつ相手に負担をかけない値段に設定しましょう。高級なものをプレゼントすると「申し訳ないな。何かお返しをしないと」といった風に相手に気をつかわせてしまうことにも繋がります。どうしても予算の設定ができないといった場合は、ネット検索やTwitterで相場を調べてみて決定しましょう。
高級よりも高級感のあるものがオススメ
ここで商品選びのテクニックを一つご紹介します。それは「高級なものよりも高級感のあるものを選ぶ」ということです。例えば下の商品をご覧下さい。
これらは2つとも高級な商品ですが、元々の相場が安い商品であるため相手にあまり気をつかわせずに高級感を演出することができます。「高級なお茶漬け!高いといっても元々お茶漬け自体高いものじゃないからそんなに値段はしないかな」といった風に受け取られることが多いためプレゼントするのにうってつけです。これはあくまで一例なのでもし商品選びに迷ったら参考にしてみて下さいね。
プレゼントの候補を選ぶ
受け取る側の目線で選ぶ
次にプレゼントの選び方について解説します。プレゼントの選び方で基本的かつ重要なことは「受け取る側の立場になって考える」ことです。プレゼントを選ぶときにはどうしても主観が入ってしまいます。「私は好きだから相手も喜んでくれるはず」であったり「この色がよさそうだから選ぼう」というのがよくありがちなパターンです。
プレゼントを受け取るのはあくまでも相手です。そのため、プレゼントを選ぶ際は必ず一人で決めずに複数の人に相談して決めましょう。3つほど候補を選んでどれがいいのかを友達や知り合いに決めてもらうという方法もオススメです。
また、そもそもどんなプレゼントを贈ればいいか分からないという方は「あったら嬉しいけど自分ではなかなか買わないもの」を選んでみましょう。例えば、次のようなものが代表例です。
・ワンランク上の傘
・ブランドもののバスタオル
・アロマ3種セット
・牛肉食べ比べセット
もし商品選びに迷ったら参考にしてみて下さい!
メッセージ性、ストーリー性で付加価値をつける
メッセージ性やストーリー性の強い商品を選ぶことで付加価値をつけることができ印象に残る効果も期待できます。単なるプレゼントよりもインパクトが強く気持ちも表現することができるためより相手を喜ばせることができます。まずはメッセージ性のあるプレゼントの例からご紹介します。
・花を一緒に贈り花言葉で気持ちを伝える
・サンクスカードで日頃の感謝を伝える
・退職祝いに温泉旅行をプレゼントする
このように、普段は中々伝えにくいことであったり感謝の気持ちをプレゼントを通して伝えることができます。プレゼント選びに迷った場合は相手に伝えたいメッセージから決めるという方法もオススメです。次にストーリー性の例をご紹介します。
・1年間予約の取れないお店のお取り寄せグルメ
・職人が10年開発に費やした炊飯器
・行列に2時間待って買ったケーキ
・テレビで紹介されて人気沸騰中の洋服
これらのようにプレゼントにストーリーがあれば「こんなに頑張って選んでくれたんだ」と思ってもらえる可能性が高くなります。また、自分にしか贈れないプレゼントを選ぶという方法も有効です。例えば「この前グラスが割れたって言ってたからグラスをプレゼントとして選んだよ」と言われたら嬉しく感じないでしょうか。プレゼントだけではなく何気なく言ったことを覚えてくれていたという感動を与えることができるのでぜひやってみてはいかがでしょうか。
悩みや気になっていることから考える
実用的なプレゼントを贈りたいという場合は相手の悩みや気になっていることから考える方法がオススメです。「最近ドライヤーの調子が悪くなった」「一人暮らしをはじめてすぐだから調理道具が揃っていない」というちょっとした気になることが分かればプレゼントの候補を簡単に絞ることができます。相手に喜んでもらえてなおかつ商品選びに苦労しない方法なので本人と連絡がとれれば最近何か困っていることがないか確認してみましょう。
ただしサプライズでプレゼントする場合は相手に勘付かれるため注意が必要です。どうしてもサプライズで贈りたい場合は普段の雑談の中からヒントを探るようにしましょう。
実例紹介
友達へのプレゼント
普段からLINEで会話したりゲームをする仲の友達がコロナの影響で収入減になりました。そこで、何か生活の手助けになるようなものをプレゼントしようと決意しました。マクドナルドがとても好きな友達だったのでマクドナルドの優待券を買ってプレゼントすることにしました。ただ、突然プレゼントしても相手に気を遣わせてしまうと考えたため、ゲームで勝てたらプレゼントするということにして贈りました。
全部使い切ってくれたようでLINEで「ありがとう!」と何度も言ってくれたのが印象に残っています。マクドナルドに行くたびにこのエピソードを思い出すのでプレゼントを贈るのは相手のためだけではなく自分のためにもなることを学びました。
家族へのプレゼント
家族へのプレゼントは月に1回贈るようにしています。何気ないときにでもプレゼントを贈ることで小さな幸せを積み重ねたいと考えているためです。今までプレゼントしたものは様々あって、お肉やフグ、明太子やスイーツなど食べるものが多いです。また、仕事で大変な父にはマッサージ器具を、料理で大変な母には調理グッズをプレゼントしたりしました。
中でも印象に残っているのが北海道の海鮮福袋です。プレゼントを受け取るまで何がもらえるか分からないワクワク感に加えて、産地直送の新鮮な素材を家族で味わえるという点がとても気に入りました。家族にもおいしいと言ってもらえたので今後も購入したい商品の一つです。
結婚式でのプレゼント
地元の友達が結婚するということで、結婚式に出席する同級生で何かプレゼントを贈ろうということになりました。結婚するということだったので2人で使えるものをプレゼントしようという流れになりましたが、結婚相手の情報があまりありませんでした。そのため、定番ではありますがディズニーランドのペアチケットを贈ることにしました。ペアのマグカップなども考えましたが当日手渡しすることを考えるとかさばらないものがいいという判断でペアチケットをプレゼントしました。
当日みんなでプレゼントを渡しに行くととても笑顔で「めっちゃ嬉しい!ありがとう!」と言ってくれたのが印象的でした。みんなで撮った写真は今でも時々見返しています。
職場の人へのプレゼント
職場の上司が転勤するということで今までの感謝の気持ちを伝えるべくプレゼントを贈ることになりました。ゴルフが好きということは知っていたのですが、私はゴルフについて詳しくなかったので何をプレゼントすればいいのか分かりませんでした。ゴルフクラブは高級ですし、ゴルフボールは消耗品かつこだわりが強いものということだったので商品選びは難航しました。
最終的にはゴルフクラブの形をしたカフスボタン(袖口を留めるボタン)を贈ることにしました。ゴルフが好き、職場で使える、何個持っていても困らないという条件を満たしていたので我ながらよく選んだと感じています。当日はカフスボタンと一緒に職場のチーム全員の寄せ書きをプレゼントしました。とても喜んでもらえたようなのでプレゼントを贈ってよかったと心から感じました。
相手の好きなものを贈るときには入念な下調べが必要ということを学んだエピソードです。
プレゼントを贈る際の注意点
頻繁にプレゼントしない
ここでプレゼントを贈るときの注意点をご紹介します。まず1つ目は頻繁にプレゼントを贈らないことです。頻繁にプレゼントをすることのデメリットは以下の通りです。
・自由に使えるお金が減る
・相手に気を遣わせてしまう
・プレゼントが常習化して感謝の気持ちがなくなる
不公平感のないようにする
家族や友達にプレゼントを贈る場合、不公平感の内容に贈る必要があります。例えば父親にはよくプレゼントをするのに母親には少ないという場合は「なんで私にはプレゼントが少ないのだろう…」と不満に不信感を抱かせてしまう恐れがあります。また、友達にプレゼントを贈る場合はプレゼントの金額にばらつきのないようにしましょう。仲のよい友達は好みも知っているため個別のプレゼントをする方法が有効ですが、そうでない場合は同じプレゼントをした方が無難です。
仲の良い人や自身と関連の深い組織にプレゼントする
私はプレゼントを贈る際にできるだけ自分に親しい人や関連の深い組織に優先して贈るようにしています。なぜなら自分の与えたプレゼントがどのように使われるのかがより詳細に分かるためです。家族に高級食材をプレゼントして一緒に食べたり、友達に遊園地のチケットを贈って遊んだときの写真を送ってもらえたりすることで、自分のあげたプレゼントがどのように使われたのかが分かり自身の幸福に繋がります。また、寄付をするときもできるだけお金の使用用途が具体的に書かれている団体へ寄付するように心がけています。
ちなみにプレゼントを贈る幸福は受け取る幸福よりも長続きするという研究結果があります。プレゼントという結果ではなくプレゼントを贈るという行動そのものに焦点を合わせるため、何かと比較することなく幸福感を得られやすいのではないかと考察されています。犬が好きな人なら日本介助犬協会へ寄付する、読書が好きな人は図書館へ本を寄贈するなどといった風に自分と関係の近い組織や団体へプレゼントするところから始めてみてはいかがでしょうか。
見返りは求めない
プレゼントを贈るときに大切な心がけで見返りを求めないというものがあります。見返りを求めないことは重要でとても難しいことです。人間はどうしても相手に何かを与えるとその分の見返りを求めてしまいがちです。しかし、見返りを求めることは商品やサービスを購入するといった経済活動だけでよく、情緒的なつながりを構築したい場合に見返りは求めるべきではありません。見返りを求めないコツとしては次の3つがあります。
・たまにプレゼントすること
・安価なものをプレゼントすること
・プレゼントしたことを忘れる
私がプレゼントをするときは相手のリアクションやプレゼント選びの試行錯誤だけを覚えるようにして、プレゼントをあげたという事実自体は覚えないようにしています。自分と相手が幸せになるためにプレゼントをしているのに、プレゼントが原因でモヤモヤするのは本末転倒なので見返りは求めないようにしましょう。ただし、あげたプレゼントは忘れても受け取ったプレゼントは忘れないようにしたいですね。
おわりに
プレゼントのコツについて解説しましたがいかがでしたか?様々なテクニックや注意点を紹介してきましたが、「相手目線で選ぶ」ということだけ意識できれいれば問題ありません。相手のことを知り、どんなプレゼントを受け取ったら笑顔になれるのかを想像しながら商品選びをしましょう。プレゼントは相手だけではなく自分自身も幸せになります。この記事を読んで「普段は恥ずかしくて伝えられないけど感謝の気持ちをプレゼントで伝えてみよう!」という方が現れればとても嬉しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました!
・シチュエーションや関係に応じて予算を決める
・相手の喜ぶ顔を想像しながら商品を選ぶ