成長したい!と思うけど行動に移せない…
どうすればうまくいくのかな?
成長するために必要なステップがあります!
理想の自分を目指して一緒に頑張りましょう!
この記事では成長したいと思っている人に向けて具体的な4ステップで成長する方法をご紹介します。「変わりたい!けど中々行動できない…」「思うように成果が出なくてやる気がなくなってきた…」という人はとても多いと思います。私も何か新しいことに挑戦しても成果が出ずモチベーションが下がることがあります。しかし、成長するためのポイントを自分なりに押さえることで少しずつ着実に成長できるようになりました。
この記事では理想の自分に近づいたりやりたいことをするための方法をご紹介します。今の自分からステップアップしたい!という人はぜひ参考にしてみて下さいね!
本記事の内容/この記事はこんな人にオススメ
目標設定
やりたいこと・なりたいものを決める
成長したいと感じたときにまずやることはゴールの設定です。ゴールの設定方法は主に2種類あります。
・やりたいことを決める(Doの目標)
・なりたいものを決める(Beの目標)
ゴールを明確にしないまま漠然と何かに取り組んでも「頑張ったけど効果がなかった…」と後悔してしまいます。自分が本当にやりたいことや理想の自分をイメージするようにしましょう。
実現のための具体的な手段を設定する
ゴールを設定したら次は実現するための具体的な手順を決めましょう。例えば、「価値観の合う人と結婚したい!」というゴールを設定した場合は次のような手順が考えられます。
・価値観を整理してみる
・外見を整える
・会話上手になる
・出会いの機会を増やす
ここでのポイントは目的と手段が合致しているかを確認することです。結婚という目的のためにプログラミングの勉強をしたりカフェ通いをすることは適切な手段であるとは言えません。目的を実現するための手段として適切かどうかチェックすることを忘れないようにしましょう。
例で示した「外見を整える」をさらに細かくして「髪型を自分に似合うものにする」「肌荒れをなくす」などの手段を設定するのもよいでしょう。
いつまでに何をやるのか決める
ここまでの段階でゴールと手段の設定を行いました。次はいつまでに何をするかを決めましょう。ここで、KGIとKPIについて解説します。
・KGI:最終的なゴールを示す指標
・KPI:ゴールを達成するための行動指標
KGIとはKey Goal Indicatorを省略したもので最終的なゴールを表したものです。例えば、出会いの機会を増やすという目標の場合は新しい知り合いを1ヵ月で3人増やすなどがKGIに該当します。一方、KPIはKey Performance Indicatorsの略でKGIを達成するための手段として用いられます。具体的な行動を設定する必要があるため、先ほどの例で言うとマッチングアプリに登録したり社会人サークルに参加するというのがKPIにあたります。
1つのKGIに対して複数のKPIを設定してもよいですし、1つのKGIが複数のKGIに影響するように設定してもよいです。KGIとKPIを決めれば、いつまでに実行するか(期限)を設定しましょう。
考えられる課題や問題点を想定する
計画を立てていざ行動しようとしてもなかなか長続きしないものです。継続できない要因の一つに予想もしないトラブルや計画外の作業が発生して作業が遅れることが挙げられます。継続させるための方法として、あらかじめ考えられるハードルを想定して対策を立てることがオススメです。
・雨が降ってできない
・飲み会があるからできない
・残業で時間がとれない
等々…
毎日ランニングをするという目標を立てたとしても、雨が降ったり飲み会のある日はランニングできない可能性が高いです。なので、天気が悪い日は自宅で筋トレをしたり、飲み会のある日は休養日に設定するなどあらかじめ対策を立てておくと計画が崩れにくくなります。
あらかじめトラブルを想定したとしても予想外の出来事は発生します。しかし、考えられるハードルに対して対策を立てておくだけで継続力を高めることが可能です。ぜひ自分にとってのハードルが何かを考えてみましょう。
行動
毎日少しずつ行動する
次は行動へ移すときのポイントを解説します。目標を達成するためには継続的な取り組みが欠かせません。1日7時間集中して取り組むよりも毎日1時間コツコツ作業をした方が長期的な視点で成長する確率は高くなります。「昨日はたくさんやったから今日はやらなくてもいいか」という考えで継続できなくなるケースが多いためです。そのため、まず最初にやるべきことは行動する習慣をつくることです。
「どうやって習慣化させればいいの?」と思われるかもしれませんが、最初の一歩として小さなことに取り組む方法がオススメです。例えば参考書で勉強をする場合、最初の1日は目次を読むだけといった行動をとりましょう。「たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが、習慣化させることが目的なので作業量は後から少しずつ増やしましょう。歯磨きをするような感覚で行動に移せるようになれば習慣化に成功したと考えて問題ないです。
生産性は時間と集中度で決まる
行動によって得られる成果は時間と集中度によって決まります。時間をたくさんかけたとしてもダラダラしながら作業をしていたら高い効果は期待できません。また、どれだけ集中していたとしても短時間の実行では効果は現れにくいです。どちらが大切というわけではなく両方の要素が大切なので時間と集中度どちらも重視して実行に移しましょう。時間と集中度に関して簡単なコツをご紹介します。
・25分作業+5分休憩のサイクル
・時間割の活用とタスクの細分化
・やらないことを決める
集中度のポイント
・朝に作業をする時間を確保する
・集中のルーティンを決める
・作業にメリハリをつける
時間のポイントとして「いかにムダな時間をなくして作業にかけられる時間を増やすか」という点が挙げられます。スマホやテレビを見る時間を減らしてみるところからはじめてみるとよいでしょう。また、作業内容を細かく分割することによってスキマ時間を有効活用することができるのでオススメです。
集中度に関してはまず最初に「今集中するぞ!」という意識をもつようにしましょう。私は作業に取り掛かる前に深呼吸をすることによって集中のスイッチをオンにしています。これから集中したいときに行うおまじないのようなものを決めると作業に没頭できるので自分なりのルーティンを決めてみましょう。
行動するきっかけを決める
「やらなきゃいけないけど面倒くさい…」と思ったことのある人は大勢いるのではないでしょうか。私もそのうちの一人です。「ブログを執筆する予定だったけど疲れたから明日でいいかな」という経験を何回もしています。人間は習慣をつけないとなかなか行動に移せないものです。習慣化させるための方法として行動するきっかけをつくるというものがあります。
・待ち時間
・電車に乗っているとき
・気分転換をしたいとき
・エンタメ情報を知りたいとき
等々…
これはスマホを見るという行動の例ですが、さまざまなきっかけがあることによりスマホを見るという行動をとっています。このように、行動に移す前にはきっかけが存在します。そのため、意図的にきっかけとなるトリガー(条件)を決めておくことでスムーズに行動に移すことができます。私は本を読む前に表紙を10秒間見つめるという動作をしています。この動作をすることによって「これから本を読む」という行動に移すことができます。皆さんも行動に移す前のきっかけをつくってみましょう。
振り返り
成果と行動に着目する
ここからは振り返りの方法について解説します。振り返るときにはできたかできなかったかをチェックすると思いますが、同時に行動できたかどうかも確認しましょう。
取り組みはじめてすぐの間はなかなか思うように成果が出ないものです。結果が出ないからやる気がなくなるというパターンは避けたいので、行動できた部分を評価するようにしましょう。そのため、目標を表すKGIよりも行動指標であるKPIを重視するとよいです。できなかった場合には、なぜできなかったのかを分析しましょう。(例、時間が確保できなかった、ハードルが高すぎた、やり方が分からなかった)
毎日続けられることを目標にする
評価をするときに確認してほしいポイントとして毎日継続して取り組めたかがあります。1日に集中して取り組むこともよいですが、習慣化させることを考えると毎日コツコツ取り組んだ方が効果的です。さらに自身も身につくのでできるだけ毎日少しの時間を確保するようにしましょう。もし毎日することが難しい場合は、1週間のうち4日間は取り組むといった目標を設定するのがオススメです。
もし継続することが難しい場合は取り組む量を見直してみましょう。はじめのうちはやる気があり高い目標を設定しがちですが大切なのは長期間でどれだけ取り組めるかです。「10分だけ頑張る」「20分の時間を確保する」というレベルでよいので毎日続けられることを目標にしましょう。
できなかったところは伸びしろ
振り返りを行うときに気をつけてほしいことがあります。それはネガティブに捉えないことです。「どうしてできなかったんだろう…」という風に深刻に考えてしまうとやる気がなくなってしまう恐れがあります。「どうすればできるようになるかな?」という風に前向きな問いかけをして改善策を見つけられるようにするのがオススメです。
継続・習慣化
新しい習慣が身につくまで最低18日かかる
ここで成長に必要な継続力と習慣化について解説します。新しい習慣を身につけるためには平均して約66日の期間が必要であると言われています。簡単なものでは18日、難しいものでは254日かかるという研究結果があるためコツコツした作業が求められます。
複雑で負荷のかかるものほど時間がかかるので自分が取り組む内容がどれぐらいの期間必要なのかをあらかじめ考えた上で毎日継続するようにしましょう。まずは3週間継続するところからはじめてみてはいかがでしょうか。
ゴールと行動を結びつける
やる気やモチベーションが下がる要因の一つに「今自分のしていることがどのように役立つかが分からない」ことがあります。例えば、英会話ができるようになるために英単語を覚えるという行動は目標がはっきりしていて分かりやすいですが、年収をアップするために英単語を覚えるという行動は目的と手段が結びついていないため継続させることが難しくなります。
もし何のために頑張っているか分からないと悩んでいる人は目的と手段を見直してみましょう。最終的なゴールに到達するためにどのような道のりがあるかがイメージできれば迷わず前進できるので何のために頑張っているのか意味を説明できるようにしましょう。
ポジティブな視点で考える
継続させるためにはポジティブな考え方が必要です。例えば、朝早く起きて作業をしようとしたのに10時まで眠っていた場合、「どうして自分はダメなんだろう」と思いがちですが、「じっくり休めたから午後に集中して作業をしよう」と考えると前向きになれやる気をキープすることができます。
もちろん、あらゆることを強引にポジティブに捉える必要はありません。少し視点を変えてみたら考え方も変わるので、ネガティブに物事を考えがちな人は試してみて下さい。
積み上げを意識する
目標設定のコツとして積み上げられるものにすると効果的です。イチロー選手は打率ではなく安打数を重視して試合に臨んでいたと言われています。日々変動する打率よりも確実に積み上げられる安打数を目標にすることでメンタルが不安定にならない効果が期待できます。
また、具体的な数字で表せる目標を設定することもポイントです。例えば勉強をするときに「参考書を3冊読む」「ノートを2冊使い切る」といった風に数字で成果が表せるような目標を設定すると確実に成長を実感できるのでオススメです。
おわりに
成長するための方法についてまとめましたが参考になりましたか?基本的には「計画→行動→改善」の繰り返しになります。このサイクルを何回も繰り返すことによって少しずつステップアップしていくことが理想です。成長するためには長期間にわたる地道な努力が必要なのでまずは毎日10分取り組んで習慣にするところからはじめてみましょう。理想の自分になったり目標を達成できるようになることを心から願っています!
・毎日続けられることを目標にする
・できなかったことを見直す
・習慣になるまで継続する