メールや手紙を書くのが苦手…。
どうすればうまく書けるのかな?
文章って意外と難しいですよね!
ブログ歴3年の私が解決策を教えます!
この記事では文章を上手かつスピーディーに書くための方法をご紹介します。
「文章を書くのがとにかく苦手!」と感じている人は多いのではないでしょうか。私も文章を書くのがとても苦手でメールを打つのに10分ぐらいかかっていました。しかし、毎日ブログを書くうちに文章を書くコツをつかみました。
この記事を読むと文章をスムーズに書くことができ、自分の伝えたいことを正確に相手へ伝えることができます。文章を書くのが苦手な人に向けて書いたのでよければ参考にしてみて下さいね!
文章を書くのが苦手な理由
文章の「型」を知らないから
このように、文章を書くためには「型」を知っておく必要があります。どのような構成で文章をかけばよいのか分からなければ、スムーズに文章を書くことはできません。逆に言えば、構成さえ知っていれば伝えたいことを当てはめるだけで文章を書くことができます。
先ほどの読書感想分の例で言えば、次のような「型」が存在します。
STEP1:本のあらすじ、概要の説明
STEP2:読書で得られた学びや気づき
STEP3:自身の振り返り
STEP4:読書後に行いたいこと、心がけたいこと
面白い文章を書こうとしてしまうから
メール、感想文、議事録、報告書などの文章を書くときには次の2つのことを心がけましょう。
・誰が見ても正しい文章を書く
・分かりやすく簡潔な文章を書く
細かい表現を気にしてしまうから
表現や文章の言い回しを確認するのは最後にまとめて行った方が効率がよくミスも発見しやすくなります。文章を書くことと文章をチェックすることは全く別の作業だという認識をもつようにしましょう。
上手な文章とは
主張が明確である
上手な文章の特徴として主張が明確である点が挙げられます。例えば次の文章の場合どちらが読みやすいでしょうか?
多くの方が下の方の文章が読みやすいと感じたはずです。下の文章は主張がはっきりしているためパッと読んで理解しやすい文章になっています。文章を書くときは主張が分かりやすいか見直すようにしましょう。
文章が分かりやすい
分かりやすい文章を書くことは基本的かつ重要なテクニックです。例えば、次の文章の場合どちらが分かりやすいでしょうか。
上の文章は簡潔に書かれていますが専門用語が多く分かりにくい文章になっています。一方下の文章はブログの知識があまりない人でも理解しやすい文章になっています。文章を書くときはつい自分のレベルで書いてしまいがちです。「他の人が読んでも理解できるかな?」という視点で見直してみましょう!
ロジックがしっかりしている
文章を書くときにはロジックがしっかり組み立てられている必要があります。ここでロジックの一例をご紹介します。
P:Point(要点)
R:Reason(理由)
E:Explain(説明)
P:Point(要点)
このPREP法は上司への報告などに使用できるテクニックです。要点を最初に説明して後から理由や補足説明をすることによってスムーズに内容を理解することができます。もし順番がバラバラだった場合何が言いたいか分からない文章になってしまいます。PREP法以外にもロジックはたくさんあるので興味があれば調べてみて下さい!
文章を上手に書くための6ステップ
ゴールを決める
・作業の進捗状況を報告する
・与えられた仕事で分からない箇所を相談する
ここで紹介した例はそれぞれシチュエーションが異なり、文章の目的が異なります。進捗状況を報告する場合は遅れているかどうかや予定通りに進められるかどうかといった内容を伝える必要があります。一方仕事で相談事をする際は質問するに至った背景や自分で試したこと等を伝えなければなりません。
この文章は何のために書いているのか?ということをまず最初に考えて文章の作成に当たりましょう。そうすれば自然と文章の「型」が分かります。
文章の材料を集める
文章を作成する上で材料を集めることは非常に大切です。料理を作るときにまず食材を集めるように、文章を作成するときも元となる材料を収集しましょう。文章を書くのが苦手な人はいきなり文章を考えて思い浮かばないというパターンが多いです。ここで材料を集めるツールについてご紹介します。
ここで大切なことは、幅広い情報源から情報を集めることです。一つの情報源から情報を収集すると知識が偏ってしまう恐れがあるためです。また、様々な情報源から仕入れることで異なる視点で物事を捉えることができます。
収集した材料を取捨選択する
次に収集した情報を取捨選択しましょう。ここでは具体例を踏まえて説明したいと思います。
必要な情報
・月別の平均気温
・月別のアイスクリームの売り上げ額
不要な情報
・月別の平均湿度
・アイスクリームの市場規模
ここではあくまでも気温とアイスクリームの関連を把握したいため、それらに直接関係のない情報を盛り込む必要はありません。より詳細に説明する場合は加えてもよいですが分かりやすく簡潔にまとめたい場合は必要最低限の素材を活用しましょう。
材料を型に当てはめる
このように型を決めて材料を入れれば大まかな文章を作成することができます。
ひたすら文章を書く
細かい誤字脱字は後から修正すれば問題ありません。また、言い回しに違和感がある箇所は思い切って消してしまえばいいのです。ここで重要なことは些細なことを気にしていたら文章の執筆スピードは落ちてしまうということです。
文章チェックをして微調整する
ここではあくまで一例をご紹介しました。無意識にこれらのことができているのであれば問題ありません。自身のレベルや目的に応じてオリジナルのチェック項目を作成しましょう。
実戦形式での練習
STEP1 | チャットアプリ
ここからは実際に文章を作成する練習を行いましょう。まず最初はLINEを代表とするチャットアプリで文章を書く練習を行いましょう。
文章を書くのは苦手だけどLINEの文章はすぐ返信できるという方は多いのではないでしょうか。それはLINEは一文が少なく会話するようにメッセージのやりとりを行えるためです。最初の内は1行だけ書ければ問題ないです。まずは文章を書くという行為に慣れましょう。
STEP2 |口コミ、レビュー
ここでは他人の意見ではなく自分が感じたことを文章としてアウトプットすることを意識しましょう。回数を重ねると自然と文章の型も分かるようになるためスムーズに書けるようになります。
STEP3 |Twitter
ここで重要なことは材料の取捨選択です。自分の伝えたいことを140文字以内で伝えることは意外と難しいです。最初の内は時間がかかるかもしれませんが慣れるまでチャレンジしてみましょう。
些細なことが気になってしまう人は"今"に集中することを心掛けるといいです。将来のことが不安になったり過去のことで悩んだりすることが気になる原因に多いです。そのため現在に集中することで気持ちが少し楽になります。「とりあえず今だけ集中しよう」というぐらいの気持ちで十分です!
— 栗山マリ@うつ病ブロガー (@kuriyamamari) April 15, 2020
これは私が以前に書いたTwitterの書き込みです。伝える内容は自分の好きなことでよいので1日1回つぶやくようにしましょう。
STEP4 |ブログ
この記事はおよそ8000文字ですが、20個の段落×400文字で構成されています。基本的には短い文章と長い文章では書き方に差はないため練習してみるようにしましょう。
文章上達のためのオススメ本4選
新しい文章力の教室
この本には分かりやすい文章を書くためのテクニックが数多く掲載されています。そもそも良い文章とは何かから始まり、文章作成の際に気を付けることや推敲するときに意識することなどが書かれています。本書で紹介されていた推敲のテクニックを一部ご紹介します。
・読んで違和感がないか
・文章は分かりやすいか
・説明が不足していないか
・説明が重複していないか
分かりやすい文章を書きたい方はまずこの一冊から読んでみて下さい!
超スピード文章術
こちらの本はスラスラと文章を書くための方法がまとめられています。文章を速く書くコツとして素材集めが重要であると主張されています。この本を読んでから私は約1.5倍ほど文章を書くスピードが上がりました!
実はこの記事を書くのに参考にした本でもあります。もしこの記事を読んでみて面白そうだと感じた方はぜひこちらの本を手に取って読んで頂けると幸いです。「文章を書くのが遅い…」という方や「メールやレポートを速く書きたい!」という方にオススメの本です。
人を操る禁断の文章術
「人を操る」というタイトルの通り人の気持ちを動かすための文章術がまとめられています。「文章の目的は人を行動させること」という主張がメインで、人を行動させられる文章の作り方がまとめられています。本書で紹介されている心を動かすトリガーについてご紹介します。
・興味
・本音と建前
・悩み
・損得
・みんな一緒
・認められたい
・あなただけの
これらのキーワードを意識して文章を作成することで人の心を動かせると書かれています。セールスライティングの分野に近い内容がまとめられているため接客や営業を仕事にされている方にオススメできる本です。
エンジニアのための文章術 再入門講座
この本はエンジニアを対象に書かれた本ですが、エンジニア以外の方にもオススメの一冊です。いかにロジカルで伝わる文章を書くことができるかが本書のテーマでこの本を読むことでスッキリとした文章を書くことができます。スッキリとは理路整然と書かれた文章のことを指します。
私はシステムエンジニアとして書かれていますが、この本のおかげで仕事で文章を書くときにスムーズに文章が書けるようになりました。「論点を絞り確実に伝える」「構造化して一目で認知させる」などのテクニックがとても有効で今でも使っています。論理的な文章を書きたい人にオススメの一冊です!
おわりに
・文章を書くためには型が必要
・文章の素材となる材料を収集、加工して文章を書きあげる
・文章を書く練習にはTwitterやブログが有効
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