対策の仕方がよくわからないし点数もいまいち伸びない…。
確かに午後試験の対策は難しいですよね。
短期間に点数を上げることは難しいですが効果的な勉強法はあります!
私も応用情報技術者試験を受験したとき、午後試験に苦戦しました。しかし、自分のレベルにあった勉強法を行うことで無事合格することができました。この記事では応用情報試験の午後問題の特徴や対策方法についてご紹介します。
応用情報技術者試験とは
情報処理技術者試験の内の一つ
応用情報技術者試験は情報技術者試験の一つです。出題内容は基本情報技術者試験よりもやや難しい問題が出題されます。また、午後試験に記述問題が出題される点が特徴的です。
幅広い知識が求められる
午後問題の出題形式
記号問題
午後問題の出題形式は主に2種類あります。
1つ目は記号問題です。記号問題では基礎的な内容が問われる場合が多いです。記号問題は午前問題と共通していることもあるため、午前問題を対策することで専門知識を身につけるようにしましょう。
単に午前問題が解けるだけではなく、周辺知識や単語の説明ができるレベルで覚える必要があります。練習時に間違えた問題は必ず関連する知識もセットで覚えるようにしましょう。
例えば、セキュリティの「DDos攻撃」が分からない場合、他の攻撃手段も分からない可能性があります。「DDos攻撃とは何か」だけではなく他の攻撃手段や有効な対処方法も併せて覚えるようにしましょう。
記述問題
応用情報の場合は本文中に答えが書かれていることが多いため普段から本を読んで読解力を向上させるようにしましょう。オススメのトレーニング法として、2ページを読んでその内容を要約する方法があります。
また、大学入試用の現代文の参考書も効果的なテキストです。文章を論理的に読む方法が書かれているため国語が苦手な人は取り組むようにしましょう。一見すると遠回りのように思えますが読解力は合格する上で重要なスキルの一つなので身につけたいところです。
レベル別オススメ対策法
初心者の場合
勉強をはじめて最初の内は、午後問題を時間を決めずに解いてみるようにしましょう。その際にどのような問題が出題されるのかを把握するようにしましょう。実際に出題される問題を知ることによって、勉強の進め方の方針が定まります。
間違えた問題については「なぜ間違えたのか」や「どうすれば正解できたのか」を考えるようにしましょう。はじめの内は間違えて当たり前なので失敗しても問題ありません。練習をするうちに苦手な分野が発覚した場合は優先して対策するようにしましょう。参考書を読んだり午前問題を特訓したりすることによって苦手意識をなくしましょう。
中級者の場合
午後問題の出題形式に慣れてきた場合は時間管理にも気をつけて練習するようにしましょう。また、この段階までくると自分の得意な問題と苦手な問題が分かるようになると思います。応用情報技術者試験は総合力が求められるので苦手な分野を底上げすることが理想です。
もし試験までの期間が短い場合、得意な分野に絞って対策する方法があります。「午後問題はプログラミングとシステム監査を必ず解く」といった方法です。自分の決めた分野の問題が難化するというリスクはありますが、合格することのみを考えると分野を絞って対策する方法も一つの手段です。
上級者の場合
午後対策が万全の場合、実際の試験時間と同じように時間を計測して解く練習をしてみましょう。試験時間は長く、集中力を保つことも必要な能力の一つです。また、どの問題を解くのかを選択するテクニックも求められます。実際の出題形式と条件を合わせて対策する練習をして本番のシミュレーションを行いましょう。
午後試験は年度や分野によって難易度に差があるので練習時の得点はあまり気にしないようにしましょう。ある時は満点で、ある時は3割しか正解できないことがよくあります。点数がよくなかった場合でもモチベーションを下げずに対策することが午後対策の有効な方法です。
おわりに
・記述問題の対策には読解力が重要である
・理解度や試験までの期間に応じて適切な対策法を選ぶ
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